神東塗料の立会外分売分析
銘柄名 | 【4615】 神東塗料 |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性の向上を図ることを目的としております。 |
スケジュール
発表日 | 2018/04/20 (金) |
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予定期間 | 2018/04/27 (金) ~ 2018/05/02 (水) |
実施日 | 2018/04/27 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 249 円 |
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分売枚数 | 34,700 枚 | 前日終値 | 236 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 229 円 |
PER | 44.52 倍 | 割引率 | -2.97 % |
PBR | 0.65 倍 | 発表日比 | -8.03 % |
株式情報
発行済株数 | 31,000,000 株 | 時価総額 | 7,099 百万円 |
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浮動株数 | 2,449,000 株 | 浮動株総額 | 561 百万円 |
分売株数 | 1,549,900 株 | 分売総額 | 355 百万円 |
前日出来高 | 310,900 株 | 出来高/分売数 | 20.06 % |
対株式数比 | 5.00 % | 浮動株比率 | 7.90 % |
対浮動株比 | 63.29 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は1,000枚程度、出来高300枚程度とやや流動性はある。 2016年2月以来2年ぶりの分売実施となっている。 前回からは単元株が1000株だったが、現在では100株単位になっており手頃な株価帯になっている。 分売数量は発行済株式の5%と多いが、大量保有報告書も出ていないことから45%を保有する筆頭株主の住友化学もしくは5%を保有するアクサルタ・コーティング・システムズ(旧:デュポン・コーティングス)からの売却とみられる。 今期業績は売上高は2%増、工事売上減や原材料高騰などで22%減益を見込んでいるが、3Q決算時点での進捗率は88%と会社予想は保守的で若干上振れの余地はある。 年間配当は5円で利回りは2.2%ほど。株主優待はない。 PER12.0倍、0.42倍の株価水準はやや割安感がある。 株価は年初の280円台からは頭打ちで75日線を下回って反落しており、現在は240-250円で取引されている。 低位株の大量分売は分売価格付近で寄ることが多く、類似案件では3年前の180万株を300円ほどで実施したイントランスのように1日中損も得もないような展開になりそう。 実質的には1~2円抜きで手数料負けになるかどうかな気がするので、配分の観点では1枚ずつは参加者に行き渡りそうだが参加メリットという観点では割に合わないと思われる。 4/26追記: 株価は年初来安値を更新しており、分売価格は過去半年間ほどの安値圏ということもあり比較的値ごろ感はある。 出来高も以前よりは増加しているため、全く捌けないということもなく割安株特有の実需買いはありそう。 リスクは限定的であることと、低位株は意外高で寄るパターンもあるため朝の気配をみて打診での参加を検討したい。 ただ基本的には手数料を引いたらほぼ利益は出ない展開になるため、手数料の安い口座をうまく活用したい。 |