テラスカイの立会外分売分析
銘柄名 | 【3915】 テラスカイ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、東京証券取引所本則市場への変更を目指しており、当社普通株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2018/04/13 (金) |
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予定期間 | 2018/05/08 (火) ~ 2018/05/10 (木) |
実施日 | 2018/05/08 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,095 円 |
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分売枚数 | 4,000 枚 | 前日終値 | 3,425 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 3,340 円 |
PER | 688.52 倍 | 割引率 | -2.48 % |
PBR | 58.21 倍 | 発表日比 | -18.44 % |
株式情報
発行済株数 | 5,737,920 株 | 時価総額 | 19,165 百万円 |
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浮動株数 | 556,578 株 | 浮動株総額 | 1,859 百万円 |
分売株数 | 280,000 株 | 分売総額 | 935 百万円 |
前日出来高 | 16,600 株 | 出来高/分売数 | 5.93 % |
対株式数比 | 4.88 % | 浮動株比率 | 9.70 % |
対浮動株比 | 50.31 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と新興株の割に流動性は低い。 分売目的のとおり東証本則市場への変更を目指しており、1部要件では株主数以外は概ね問題なさそうな感じがする。 問題の株主数は2017年8月現在で889名と大幅に未達であり、理論上は分売後のみなし株主数では基準は満たすが、果たしてこれで東証が上場承認をするかどうかは不透明。 分売発表と同時に大和証券に60万株分の新株予約権割当を決議しており、最大希薄化率10.46%となる見込み。 今期予想は売上高は39%増だが、採用費増や本社移転費など一時費用により25%減益予想となっており、最終利益ベースでは51%減益という厳しい予想になっている。 配当は無配、株主優待もなく株主還元策に乏しい。 PER227倍、PBR12.8倍の株価水準は非常に割高。 株価は半年ほど3,500-4,000円前後で推移されていたが、年明けの株式分割発表で急騰し一時4,800円台を付けてからは反落してまた元の4,000円前後で取引されている。 分売目的自体はポジティブではあるが、この流動性で値嵩株の分売10億円超えを捌き切るのは無理があるといえる。 なおかつファンダ面でも大幅減益で非常に割高な株価水準ではとても中長期では保有しづらい状況にある。 分売割れの可能性が高く、通常の割引率では参加メリットが感じられないため見送り方向としたい。 5/7追記: 来期予想と新株増加を嫌気して発表翌日には-13%の大幅安となっており、分売前日には年初来安値を更新している。 しかしながら流動性に関しては相変わらずのままであり、分売価格以上の買い板も飛び飛びで僅かしかない。 この状況では分売割れの可能性が高く、割高さからファンダ面でも保有しづらい銘柄であるため当面の上値は重そう。 一応当日の気配を見てからの見送り前提としたい。 |