GameWithの立会外分売分析

銘柄名 6552】 GameWith
市場 東証マザーズ
信用区分 貸借
実施目的 当社は平成29年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更について具体的に準備を進めております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である流通株式比率の充足を図るために行うものであります。ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部指定が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2018/04/09 (月)
予定期間 2018/04/24 (火) ~ 2018/04/27 (金)
実施日 2018/04/24 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,598 円
分売枚数 15,000 枚 前日終値 1,404 円
申込上限 20 枚 分売価格 1,362 円
PER 60.76 倍 割引率 -2.99 %
PBR 55.97 倍 発表日比 -14.77 %

株式情報

発行済株数 16,720,000 株 時価総額 22,773 百万円
浮動株数 1,187,120 株 浮動株総額 1,617 百万円
分売株数 800,000 株 分売総額 1,090 百万円
前日出来高 863,800 株 出来高/分売数 107.97 %
対株式数比 4.78 % 浮動株比率 7.10 %
対浮動株比 67.39 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに1,000枚以上と流動性は高い。

2017年6月に東証マザーズに上場しており、1年ルールを考慮すると最速では6月頃に東証1部指定替えが可能となる。

分売目的のとおり流通株式比率の要件充足のためだが、現状の流通株式比率は26.8%程度のため、この分売後でも31.6%程度と1部要件の35%には満たない見込み。

株主数要件はあと僅かだが、1月に株主優待を新設しているところなどからしても実質的には問題なさそう。

今期業績は売上高・営業利益ともに60%の大幅な増益予想となっていおり、3Q時点の進捗率87%と上振れもありそう。

業種的には販管費は比較的固定費面が強く、売上が伸びた分は営業利益に直結しやすいため成長性は期待できそう。

年間配当は無配だが、株主優待として5月権利でクオカード500円分の設定があり、総合利回りは0.3%ほど。

PER30.3倍、PBR7.34倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は上場後1,400-2,000円台前半にて新興銘柄の割に大きくは動いていないが、1日の値動きは100円近い日もある。

一応貸借銘柄なので需給面ではそれほど心配はしていないが、分売数量が多いため完全に吸収できるかは不透明。

ボラティリティが高いため割引率分くらいは余裕で動きそうで、ハイリスクな案件になりそうな感じがする。

上がり過ぎなければ打診程度の参加としたい。

4/23追記:

発表日以降は10%以上売り込まれているに関わらず、割引率は3%ある点については評価できる。

分売価格は上場来安値以下であり、1,400円以下の板は厚いことからしてもある程度の買い需要は見込まれる。

ただ出来高もかなり増加しているが、証金残ベースではあまり空売りが入っていないため現時点では判断できない。

リスクはあるがやや買い方向の保留としておきたい。

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