アトラの立会外分売分析

板・出来高ともに300枚程度と流動性はそこそこある。

2015年11月以来2年ぶり2回目の分売実施となっている。

2014年12月に東証マザーズに上場しており、その後2016年には東証1部に指定替えされている。

現状では特に株主数を増やす必要はなさそうだが、時期的には12月時点の株主数を見ての分売実施となっているか。

2月5日に通期業績を上方修正しており連結決算開始のため単純比較はできないが、業界が飽和傾向なため業績は頭打ちで売上高14％増、営業利益3％増予想となっている。

年間配当は3.5円で利回りは0.4％ほど。株主優待はない。

PER23.6倍、PBR4.09倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1月ごろまでは600-700円の狭いレンジ相場だったが、前述の上方修正を受けて800円台まで上昇している。

分売数量も比較的少なく、ボラティリティも低くて手の出しやすい株価のため若干の利益は見込めそうな気がする。

当日までに少し出来高が増えてくることに期待したい。

3/9追記：

分売価格は発表日とあまり変わりない株価だが、実施前日には売り込まれているため株価は値ごろ感がある。

板も厚く出来高も増加しており、この状態であれば分売数量も少ないため需給面では問題なく捌けそう。

安定した利益が期待できそうなので参加しておきたい。