高田機工の立会外分売分析
銘柄名 | 【5923】 高田機工 |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社は現在、当社株式の市場第二部への指定替え猶予期間(株主数)に入っており、今回の立会外分売はその要件である株主数等の充足を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/02/23 (金) |
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予定期間 | 2018/03/13 (火) ~ 2018/03/15 (木) |
実施日 | 2018/03/13 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,505 円 |
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分売枚数 | 400 枚 | 前日終値 | 3,950 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 3,831 円 |
PER | 53.40 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 1.06 倍 | 発表日比 | -14.96 % |
株式情報
発行済株数 | 2,237,586 株 | 時価総額 | 8,572 百万円 |
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浮動株数 | 577,297 株 | 浮動株総額 | 2,212 百万円 |
分売株数 | 40,000 株 | 分売総額 | 153 百万円 |
前日出来高 | 46,300 株 | 出来高/分売数 | 115.75 % |
対株式数比 | 1.79 % | 浮動株比率 | 25.80 % |
対浮動株比 | 6.93 % |
参加評価
分売評価 | A | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚前後と流動性はまずまず。 分売目的のとおり2017年9月現在の株主数は1,832名と、東証1部から2部降格の2,000名を下回っているためこの分売を実施することでみなし株主数は基準を上回る計算になる。 9年前にも同様に株主数増加目的の分売を実施しているが、優待新設などしないとまた株主数は漸減していきそう。 1月末に通期業績の上方修正を発表しており、今期は売上高19%増、営業利益89%増とかなりの好調さであり、受注残が240億円もあることから来期の業績も期待できそう。 年間配当も併せて30円から40円に上方修正しており、修正後の利回りは1.0%ほど。株主優待はない。 PER9.08倍、PBR0.52倍の株価水準は割安感がある。 1月末まではしばらく3,000円台だったが、3Q決算と配当の上方修正を受けて株価はストップ高を付けてからは上にブレイクして、4,000円台でチャートも上向いている。 貸借銘柄で分売数量も出来高と比較して少ないため、事前に空売りがそれなりに入れば需給面では問題なさそう。 株価の割安さもあって東証1部の値嵩株であるため、安定して利幅の取れる案件になりそうで是非参加しておきたい。 3/12追記: そこまで需給が悪化するほどの分売数量でないにも関わらず、発表日からは1割以上売り込まれている。 ファンダ・テクニカル的にも現在の株価は下げ過ぎであり、4,000円割れの水準では一定の買い需要はありそう。 前日の引け間際に100円近く上げている点だけは残念な点だが、分売数量も少なく需給面ではこなせそう。 ただ最近の貸借銘柄は寄り後の値動きが軟調になる案件が多いため、売り一巡後は上がりそうな感じはするものの利確タイミングについては注意することにしたい。 |