ジェイリースの立会外分売分析
銘柄名 | 【7187】 ジェイリース |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 市場第一部への市場変更における形式要件を充足するための当社株式の分布状況の改善及び株式の流動性向上を目的とするもの |
スケジュール
発表日 | 2018/02/20 (火) |
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予定期間 | 2018/03/07 (水) ~ 2018/03/12 (月) |
実施日 | 2018/03/07 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 822 円 |
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分売枚数 | 3,600 枚 | 前日終値 | 867 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 841 円 |
PER | 29.51 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 33.78 倍 | 発表日比 | 2.31 % |
株式情報
発行済株数 | 8,676,000 株 | 時価総額 | 7,297 百万円 |
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浮動株数 | 1,223,316 株 | 浮動株総額 | 1,029 百万円 |
分売株数 | 400,000 株 | 分売総額 | 336 百万円 |
前日出来高 | 293,500 株 | 出来高/分売数 | 73.38 % |
対株式数比 | 4.61 % | 浮動株比率 | 14.10 % |
対浮動株比 | 32.70 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。 3月13日付けでの東証1部への市場変更を発表しており、今回はその形式要件を充足させるため分売実施となっている。 2017年9月現在の株主数は1,454名だが、この分売後のみなし株主数であれば1部基準は満たせる計算となる。 今期業績は売上高25%増、営業利益42%と好調な予想で、進捗率だけを見れば3Q時点で50%だが、家賃保証の性質上4Q売上が多いことを考えると通期業績も達成できそう。 2017年12月付けで株式分割をしており、分割後基準に換算すると年間は意図は7円で利回りは0.9%ほど。 株主優待は3月権利で1,000円分のクオカードの設定があり、総合利回りは2.0%ほど。 PER24.1倍、PBR6.76倍の株価水準はやや割高感がある。 1部指定替えとセットの分売では当日までに株価が上がりすぎてしまう点と材料出尽くしになりやすい傾向があり、発表待ち案件と比較するとあまり利益が出ないことが多い。 分売数量が出来高に対して多すぎるため、上値の重い展開になりそうであまり参加メリットは多くなさそう。 ただ株価は手頃である点と3月権利の優待取りの動きもあるので、損失リスクは少ない点は打診で参加しやすい。 3/6追記: 分売発表翌日にストップ高を付けており、株価はそこから反落している状況とあって株価はあまり値ごろ感はない。 一方で出来高は増加してきており、購入しやすい株価帯ということもあって若干の利益は出るかもしれない。 ただ分売数量は多いことから、昨今の分売が割れやすいこともあって念のため朝の気配は確認しておきたい。 ちょうど3月権利の優待銘柄という事もあって、権利まで放置しておけばいずれは戻しそうな感じがする。 |