早稲田アカデミーの立会外分売分析

銘柄名 4718】 早稲田アカデミー
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2018/02/16 (金)
予定期間 2018/02/23 (金) ~ 2018/03/01 (木)
実施日 2018/02/23 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,835 円
分売枚数 1,100 枚 前日終値 1,711 円
申込上限 3 枚 分売価格 1,668 円
PER 50.03 倍 割引率 -2.51 %
PBR 10.97 倍 発表日比 -9.10 %

株式情報

発行済株数 8,334,976 株 時価総額 13,903 百万円
浮動株数 1,158,562 株 浮動株総額 1,932 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 250 百万円
前日出来高 45,800 株 出来高/分売数 30.53 %
対株式数比 1.80 % 浮動株比率 13.90 %
対浮動株比 12.95 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 A
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

既に東証1部に上場しており特段の分売の必要性は感じられないが、強いて言えば上限株数が低いことから株主数増加と併せて流動性向上をする分売目的どおりの解釈でよさそう。

今期業績は売上高7%増、営業利益10%増となっており、3Q決算は前期比8%の減益となっているが同時期に通期予想を上方修正していることからすると通期は予想通り着地しそう。

年間配当は30円で利回りは1.7%ほど。株主優待は3月権利でクオカード1,000円分の設定があり、利回りは2.2%ほど。

PER19.0倍、PBR1.97倍の株価水準は市場平均並み。

株価はこの半年ほどは1,700円±50円でやたらと安定しており、その観点では下値不安はあまりなく参加しやすい。

短期でも3月の権利日までの上げに期待してもよさそう。

分売数量も少なく貸借銘柄であるため、安定した利益が見込める手堅い案件になるのではないかと思われる。

なんとなく学習塾の分売と言えば某社の風評被害でいい思い出がないが、こちらは分売数量も少なく誠実に実施しそう。

2/22追記:

発表時点では高値を付けていて買いづらかったが、75日線を下回る水準まで売り込まれており値ごろ感がある。

分売価格もVIXショック以外では直近数ヶ月の安値水準であり、これ以上下値を押すことも想定しづらい。

空売りも分売数量に比べて多く入っており、この状況であれば1,700円前後での寄り付きになるのではないか。

値幅もそれなりに取れて、短期的にも中期的にも面白そうな案件でなのでぜひ参加しておきたい。

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