ツナグ・ソリューションズの立会外分売分析

銘柄名 6551】 ツナグ・ソリューションズ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成29年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更について具体的に準備を進めております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である流通株式比率及び株主数の充足を図るために行うものであります。

ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部指定が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2018/02/14 (水)
予定期間 2018/03/06 (火) ~ 2018/03/08 (木)
実施日 2018/03/06 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,311 円
分売枚数 3,600 枚 前日終値 1,241 円
申込上限 2 枚 分売価格 1,216 円
PER 68.02 倍 割引率 -2.01 %
PBR 5.71 倍 発表日比 -7.25 %

株式情報

発行済株数 7,304,220 株 時価総額 8,882 百万円
浮動株数 832,681 株 浮動株総額 1,013 百万円
分売株数 350,000 株 分売総額 426 百万円
前日出来高 148,700 株 出来高/分売数 42.49 %
対株式数比 4.79 % 浮動株比率 11.40 %
対浮動株比 42.03 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。

2017年6月に東証マザーズに上場している。

分売目的のとおり東証1部への市場変更を目指しているが、1年ルールにより早くても今年6月以降になりそう。

2017年9月末現在の株主数は911名だが、分売後のみなし株主数では1部基準は充足できるため問題なさそう。

流通株式比率も正確には分からないが、現在30~35%前後であり、分売後では1部基準を充足できるものと思われる。

のれん消却の影響で通期業績を下方修正しており、今期業績は売上高13%増、営業利益8%減となっている。

年間配当は無配だが、分売発表と同日に優待を新設しており9月権利でクオカード500円分で総合利回りは0.4%ほど。

PER55.8倍、PBR2.40倍の株価水準は割高感がある。

株価は上場時からレンジ相場ではあるが、徐々に上値を切り下げてきており、やや下降トレンドのようにも見える。

新興銘柄の割にはボラティリティは低いが、流動性が少し低いためこの分売数量を裁ききれるかは疑問が残る。

もう少し流動性が増えてくるようであれば参加としたい。

3/5追記:

前日に-7%と大きく売り込まれてはいるが、割引率が渋いこともあって利益が出るかは正直微妙な水準。

マザーズ指数が大きく下落していることもあって、新興株の市場センチメントはよろしくないことからいつもより多めの寄り売りが出ると考えると厳しそうな感じがする。

仮に参加するにしても朝の気配を確認して十分な買い板があることを確認してからでないと厳しそう。

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