CKサンエツの立会外分売分析

銘柄名 5757】 CKサンエツ
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社は当社株式の東京証券取引所市場第一部銘柄指定審査の申請を行っております。

今回の立会外分売は、株主及び投資家の皆様にとってより利便性が高まるよう株式の円滑な流通と公正な株価形成の確保を目指すべく、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図るために行うものであります。

ただし、何らかの理由で市場第一部銘柄指定の基準を満たさないと判断された場合には、同取引所への市場第一部銘柄指定は承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2018/02/14 (水)
予定期間 2018/03/01 (木) ~ 2018/03/06 (火)
実施日 2018/03/01 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 4,005 円
分売枚数 600 枚 前日終値 4,980 円
申込上限 5 枚 分売価格 4,881 円
PER 22.00 倍 割引率 -1.99 %
PBR 1.47 倍 発表日比 21.87 %

株式情報

発行済株数 8,867,000 株 時価総額 43,280 百万円
浮動株数 966,503 株 浮動株総額 4,718 百万円
分売株数 50,000 株 分売総額 244 百万円
前日出来高 11,300 株 出来高/分売数 22.60 %
対株式数比 0.56 % 浮動株比率 10.90 %
対浮動株比 5.17 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

※発表日終値は分売発表直前の約定価格

2017年3月21日付けで名証2部から東証2部に指定替えしており、1年ルールを勘案すると1部昇格も近そう。

東証1部要件は既に満たしているようなので、比較的近いうちに1部昇格発表があるのではないかと思われる。

今期業績は売上高20%増、営業利益32%増と好調な予想となっており、3Q時点で当初予想をほぼ達成していたこともあって分売発表と同日に通期予想を上方修正している。

年間配当は30円で利回りは0.6%ほど。株主優待はない。

PER11.6倍、PBR1.35倍の株価水準はまだ割安感があり、東証1部への指定替えを考えるとまだ上昇する余地はある。

株価は長期的に右肩上がりで少しずつ下値を切り上げてきており、2年前の安値から株価は5倍になっている。

直近では5,000円を付けてからはVIXショックの影響でストップ安の窓を空けているが、再度上を目指す値動きとなるか。

前回は名証だったこともあり、地方市場特有の流動性のなさが厳しかったが、今回は状況が違うため堅調そう。

値嵩株ではあるものの分売数量は少なく、1部昇格発表も間近なので分売後もしばらく保有しておく方がよさそう。

2/28追記:

1部昇格待ちの材料があることももあって、分売発表後に株価は再度5,000円付近まで戻している。

板の薄さは相変わらずな状況であるにも関わらず、最良気配からの実質的な割引率は1.5%程度だと厳しそう。

分売数量は少ないが値嵩株は寄り売りが出やすいことを踏まえて、短期的にはあまり利益が出ないかもしれない。

最終的には当日朝の気配を見ての判断としたい。

むしろ1部昇格発表待ちという状況ではあるので、1年ルールも踏まえて3月半ばまで放置する方が利益は期待できそう。

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