日本アクアの立会外分売分析

銘柄名 1429】 日本アクア
市場 東証マザーズ
信用区分 貸借
実施目的 市場第一部への市場変更の形式要件を充足するための当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものであります。

スケジュール

発表日 2018/02/09 (金)
予定期間 2018/02/27 (火) ~ 2018/02/28 (水)
実施日 2018/02/27 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 493 円
分売枚数 13,200 枚 前日終値 507 円
申込上限 20 枚 分売価格 497 円
PER 30.17 倍 割引率 -1.97 %
PBR 3.50 倍 発表日比 0.81 %

株式情報

発行済株数 36,220,000 株 時価総額 18,001 百万円
浮動株数 1,448,800 株 浮動株総額 720 百万円
分売株数 1,100,000 株 分売総額 547 百万円
前日出来高 608,000 株 出来高/分売数 55.27 %
対株式数比 3.04 % 浮動株比率 4.00 %
対浮動株比 75.92 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。

分売発表と同時に3月1日付けでの東証1部への市場変更を予定しており、その要件充足のための分売となっている。

分売前の流通株式比率は31.4%程度だが、分売後の流通株式比率は1部要件の35%を超える見込みとなっている。

12月期の今期業績は売上高10%増、営業利益8%増と引き続き小幅な増収増益となっている。

年間配当は4円で利回りは0.8%ほど。株主優待はない。

PER19.3倍、PBR2.90倍の株価は市場平均並み。

株価は短期的にも中期的にもずっと500円近辺のレンジ相場で安定しており、下値目処としては半年間程度の安値水準である460~480円あたりが意識されるか。

分売数量は多いが、値ごろ感のある株価で貸借銘柄であるため需給面ではなんとかなりそうな感じがする。

株価が安いため値幅という観点ではあまり期待できないが、損失リスクは少ないという面では手軽に参加しやすい。

1部指定替え発表を受けて株価が高騰しすぎなければいいが、材料株化するようであれば微妙かもしれない。

2/26追記:

前日にはやや売り込まれているが、分売価格は発表日終値より高くあまり割安感はない。

まだ割引率3%であれば若干の値幅は取れたかもしれないが、この状況では数円抜きができればいいとこか。

低位株のため売り板が厚くなり、売りが一巡するまではのイマジカのような上値の重い展開になりそうな気がする。

分売数量は多いため配分はされやすいと思われるが、手間を考えると参加してもしなくてもよさそうな案件。

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