イマジカ・ロボットホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【6879】 イマジカ・ロボットホールディングス |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上、株主数増加を図ることを目的とするものです。
本立会外分売に関して、当社の筆頭株主である株式会社クレアートより、その保有する当社株式について売却意向の連絡を受けています。 |
スケジュール
発表日 | 2018/02/08 (木) |
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予定期間 | 2018/02/16 (金) ~ 2018/02/22 (木) |
実施日 | 2018/02/16 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,292 円 |
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分売枚数 | 26,600 枚 | 前日終値 | 1,130 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 1,107 円 |
PER | 30.20 倍 | 割引率 | -2.04 % |
PBR | 1.78 倍 | 発表日比 | -14.32 % |
株式情報
発行済株数 | 44,531,567 株 | 時価総額 | 49,296 百万円 |
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浮動株数 | 2,716,426 株 | 浮動株総額 | 3,007 百万円 |
分売株数 | 1,200,000 株 | 分売総額 | 1,328 百万円 |
前日出来高 | 449,300 株 | 出来高/分売数 | 37.44 % |
対株式数比 | 2.69 % | 浮動株比率 | 6.10 % |
対浮動株比 | 44.18 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は500枚以上、出来高5000枚程度と流動性は高い。 筆頭株主で60%を保有する(株)クレアートからの売却。 分売理由にはもっともなことを書いてはいるが、既に東証1部で流動性も高く株主数も5,000名以上いるため、株価が高値圏のうちに大株主が換金売りしようという意図が見える。 今期業績は売上高3%増、営業利益2%増とほぼ横ばいだが、関係会社株式売却益が20億円程度あるため今期に限っては一時的に最終利益は40%増益見込みとなっている。 年間配当は10円で利回りは0.7%ほど。株主優待はない。 PER20.5倍、PBR1.87倍の株価水準は市場平均並み。 株価は12月頃までは700-900円ので推移していたが、年末にかけて上にブレイクしてからは下値を徐々に切り上げており、現在では1200-1400円のレンジにて取引されている。 分売数量は多いが、株価も手頃で出来高に対する比率では十分に捌ける数量であり、需給面は問題なさそう。 配分面では久々にそれなりに取れそうな案件になるか。 貸借銘柄であることから当日までに空売りがある程度入って、株価も下がっていることに期待したい。 2/15追記: 発表日からは1割以上下落しており、値ごろ感のある株価にはなっているが、割引率が2%と渋いところが惜しい。 出来高は増加しているが、空売りはそこまで入ってはいないということもあって当初予想ほどの利益は出なさそう。 市況が不安定だと寄り売りが増えやすく、早期の利益確定を狙って当日中は上値が重い展開になるかもしれない。 念のため市況次第なので当日朝の状況を確認したい。 |