フィル・カンパニーの立会外分売分析
銘柄名 | 【3267】 フィル・カンパニー |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成28年11月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、現在、東京証券取引所第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。
また、当社では企業の成長段階に合わせて、株主構成の適正化・株主数及び株式数の増加・当社株式における流動性の向上等、資本政策を順次適切に行っていくことも重要だと考えております。 その一環として、今回の立会外分売は、市場変更における形式基準の充足を図るとともに、当社株式における分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 ただし、形式基準の充足を含め、何らかの事情によりその基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が承認されない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/02/07 (水) |
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予定期間 | 2018/02/23 (金) ~ 2018/03/02 (金) |
実施日 | 2018/02/23 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 7,510 円 |
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分売枚数 | 400 枚 | 前日終値 | 8,960 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 8,691 円 |
PER | 249.96 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 68.71 倍 | 発表日比 | 15.73 % |
株式情報
発行済株数 | 5,410,000 株 | 時価総額 | 47,018 百万円 |
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浮動株数 | 973,800 株 | 浮動株総額 | 8,463 百万円 |
分売株数 | 50,000 株 | 分売総額 | 435 百万円 |
前日出来高 | 395,900 株 | 出来高/分売数 | 791.80 % |
対株式数比 | 0.92 % | 浮動株比率 | 18.00 % |
対浮動株比 | 5.13 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は高い。 2017年2月に続き1年ぶり2回目の分売実施となっている。 2016年11月に東証マザーズに上場しており、今回は明示的に東証1部への市場変更を分売理由にしている。 前回未達だった株主数は2017年11月末に2,942名と条件は満たしており、流通株式数要件も問題なく利益額要件も前期決算にて達成しているので、申請すれば順調に承認されそう。 今期業績は売上高59%増、営業利益72%増と引き続きの大幅な成長性が見込まれる予想になっている。 年間配当は未定だかおそらくは無配で株主優待もない。 PER142.5倍、PBRで30.2倍の株価は非常に割高。 11月頃までは2,000円前後だった株価も年明けからは一時9,000円台まで急騰しており、材料株化してしまっている。 ビーロットのチャートと分売時期タイミングなどが酷似しており、割高な株価水準をみるとしばらくは1部昇格ネタで買われたとしても、発表後は材料出尽くしで反落しそう。 分売数量は多くないため、値嵩であることを踏まえてもうまく行けば大きなリターンは見込まれるが、ボラティリティが非常に大きいためハイリスクな案件になりそう。 しばらくは市況が不安定な時期なので、外部環境が好転すれば参加してもいいが、買われすぎており信用買い残が70万株近いことを考えても利確タイミングは注意したい。 2/22追記: 発表後も株価は上がり続け、発表日比では15%も値上がりして10,000円を窺う展開にまで迫っている。 値嵩であることからハイリスクな案件には変わりないが、このディスカウント率なら200円以上の値幅があることからここまで売り込まれるということは想定しづらい。 分売数量も出来高に対しては十分に捌ける数量であるため、うまくいけば相当な利益が出る案件になりそう。 ただ新興銘柄であるため市況が大幅悪化などあると厳しい可能性があるため、念のため当日朝の気配は確認したい。 |