串カツ田中の立会外分売分析
銘柄名 | 【3547】 串カツ田中 |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成28年9月14日に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、さらなる社会的な認知度向上や信用力を高め、企業価値の向上を図ることを目的とし将来的に東京証券取引所市場一部への市場変更を目指しており、その形式要件の充足を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/01/22 (月) |
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予定期間 | 2018/01/29 (月) ~ 2018/01/31 (水) |
実施日 | 2018/01/29 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,845 円 |
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分売枚数 | 11,300 枚 | 前日終値 | 4,020 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 3,899 円 |
PER | 165.94 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 121.43 倍 | 発表日比 | 1.40 % |
株式情報
発行済株数 | 9,128,520 株 | 時価総額 | 35,592 百万円 |
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浮動株数 | 1,679,648 株 | 浮動株総額 | 6,549 百万円 |
分売株数 | 456,400 株 | 分売総額 | 1,780 百万円 |
前日出来高 | 193,300 株 | 出来高/分売数 | 42.35 % |
対株式数比 | 5.00 % | 浮動株比率 | 18.40 % |
対浮動株比 | 27.17 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに1000枚近くと流動性は非常に高い。 2016年9月に東証マザーズに上場しており、今回は東証1部の形式要件を充足するための分売実施となっている。 2017年5月現在の流通株式比率は28%程度で、今回の分売後でもまだ33%と1部基準の35%には未達のため、実際の1部昇格までにはさらなる分売や売出など必要になりそう。 今期から連結決算に移行したことで単純比較はできないが、売上高36%増、営業利益37%増と引き続き好調そう。 PER91.2倍、17.0倍の株価水準はかなり割高である。 株価は6月頃の1,000円前後からわずか半年足らずで一時7,000円台を付け、大きな上髭を付けてから現在は75日線を下回って半額の3,800円前後まで反落してしまっている。 天井を付けた際の信用買い残50万株が今でもずっと残ってしまっており、チャートが下落傾向に反転してからも売りが一巡するまでの見切り売りがしばらくは続きそう。 分売総額も17億円となかなかの金額であり、値嵩株の分売結果はいまひとつな状況が多いことから微妙そうな案件。 1/27追記: 発表翌日には急騰していたが前日までにかなり売り込まれており、値嵩なのに割引率3%は素直に評価できる。 分売価格も直近2ヶ月の安値近辺であり、節目の4,000円を下回っていることから一定の買い需要はありそう。 値嵩の案件でハイリスク・ハイリターンな案件だが、板がこれだけ厚くなっていれば意外となんとかなる気もする。 最終判断は当日朝の気配次第だが、しばらく分売案件もないので損失を覚悟の上で参加しておくには面白そう。 |