中央可鍛工業の立会外分売分析

銘柄名 5607】 中央可鍛工業
市場 名証2部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。

スケジュール

発表日 2018/01/15 (月)
予定期間 2018/01/23 (火) ~ 2018/01/25 (木)
実施日 2018/01/23 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 679 円
分売枚数 5,700 枚 前日終値 652 円
申込上限 30 枚 分売価格 632 円
PER 56.76 倍 割引率 -3.07 %
PBR 2.14 倍 発表日比 -6.92 %

株式情報

発行済株数 15,400,000 株 時価総額 9,733 百万円
浮動株数 1,047,200 株 浮動株総額 662 百万円
分売株数 275,000 株 分売総額 174 百万円
前日出来高 64,800 株 出来高/分売数 23.56 %
対株式数比 1.79 % 浮動株比率 6.80 %
対浮動株比 26.26 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。

東証2部であればいつでも指定替えできそうだが、あまりその意志は感じられないため今回は単に大株主の売却目的か。

直近で通期業績と配当予想を上方修正しており、今期業績は売上高13%増、営業利益113%増と大幅に増益見込み。

年間配当は12円で利回りは1.7%ほど。株主優待はない。

PER8.51倍、PBR0.53倍と地方市場のためかかなり割安な水準で放置されており、現状でも十分買える水準にある。

株価は昨年初の300円台からは徐々に下値を切り上げて2倍近くになっており、週足・月足のチャートが美しい。

現状では流動性は低いが、手頃な株価でありもう少し出来高が増加すればなんとか無事に裁ききれそうな感じがする。

このような案件はバリュー投資家好みの銘柄に見えるため、意外と当日の買い需要もあり、放置でも底堅そう。

地方市場ではあるが、貸借銘柄に指定されており信用規制も特にないため、当日まで空売りが入ることに期待したい。

1/22追記:

前日にもやや売り込まれており、分売価格は直近2ヶ月の安値で値ごろ感のある価格になっている。

地方市場ではあるが、それなりに空売りも入っているようで分売数量の割には当日の下値不安は少なそうだが、低位株なのであまり値幅は取れなさそうな感じがする。

指標的にもかなり割安であることから、短期よりはどちらかというと中期的に持ち越した方がリターンは大きそう。

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