OBARA GROUPの立会外分売分析
銘柄名 | 【6877】 OBARA GROUP |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2017/12/22 (金) |
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予定期間 | 2018/01/12 (金) ~ 2018/01/19 (金) |
実施日 | 2018/01/16 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 7,900 円 |
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分売枚数 | 900 枚 | 前日終値 | 8,110 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 7,947 円 |
PER | 18.93 倍 | 割引率 | -2.01 % |
PBR | 12.83 倍 | 発表日比 | 0.59 % |
株式情報
発行済株数 | 20,869,380 株 | 時価総額 | 165,849 百万円 |
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浮動株数 | 667,820 株 | 浮動株総額 | 5,307 百万円 |
分売株数 | 159,800 株 | 分売総額 | 1,270 百万円 |
前日出来高 | 71,600 株 | 出来高/分売数 | 44.81 % |
対株式数比 | 0.77 % | 浮動株比率 | 3.20 % |
対浮動株比 | 23.93 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。 東証1部で時価総額が1,700億円あるにも関わらず、直近2017年9月の株主数は1,412名と2部降格基準2,000名を下回っており、猶予期間1年以内の充足が必至と考えられる。 一応この分売で上限1枚のためみなし株主数は増加するため回避はできるが、根本的には株式分割や株主優待の新設をしないことにはまた来年時点の株主数も未達の可能性がある。 今期業績は2期連続で減収減益だったが、来期は売上高13%増、営業利益16%増と反発する予想になっている。 年間配当は90円で利回りは1.1%ほど。株主優待はない。 PER18.2倍、PBR3.34倍の株価水準は市場平均並み。 JPX400銘柄に採用されているため、一定の裁定需要はありそうで当日に極端に下落するということも考えづらい。 分売数量も多すぎず、貸借銘柄で既に売り長なこともあり、一定の買い戻し需要は期待できるものと思われる。 ただし前回の分売では1.5%という渋いディスカウントで実施されていることからも、割引率は期待できなさそう。 値嵩株で値幅はそれなりに取れそうなので、資金は必要だが基本的には参加方向としておきたい。 1/15追記: 慣例では分売予定期間初日に実施するべきものを、前回同様に特に理由もなく3日目に実施となっている。 そのため、実施日未定リスクもあって想定ほど前日に空売りが入っておらず、買い戻し需要は不透明感がある。 とはいえ板はそれなりに厚くなってきており、この状態であれば値嵩ということも合ってそこそこの利益は出そう。 名目上当初より評価は引き下げるが、実際のところはほぼ手堅く結構な利益の出る案件になるのではないか。 |