アイ・ケイ・ケイの立会外分売分析
銘柄名 | 【2198】 アイ・ケイ・ケイ |
---|---|
市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上をはかるため |
スケジュール
発表日 | 2017/12/18 (月) |
---|---|
予定期間 | 2017/12/26 (火) ~ 2017/12/28 (木) |
実施日 | 2017/12/26 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 876 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 3,800 枚 | 前日終値 | 799 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 784 円 |
PER | 28.92 倍 | 割引率 | -1.88 % |
PBR | 3.31 倍 | 発表日比 | -10.50 % |
株式情報
発行済株数 | 29,956,800 株 | 時価総額 | 23,486 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 2,785,982 株 | 浮動株総額 | 2,184 百万円 |
分売株数 | 726,000 株 | 分売総額 | 569 百万円 |
前日出来高 | 343,100 株 | 出来高/分売数 | 47.26 % |
対株式数比 | 2.42 % | 浮動株比率 | 9.30 % |
対浮動株比 | 26.06 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | ※前場引け後発表のため発表日終値欄は前場終値
板は300枚程度、出来高は500枚以上と流動性は高い。 2013年1月以来5年ぶり4回目の分売実施となっている。 既に東証1部であり分売実施の必要性は感じられないが、株主構成からすると過半数を社長一族で保有している同族会社のため、関係者による保有株式売却目的かと考えられる。 前期業績は減益だったが、今期は売上高・営業利益ともに10%程度の増収増益予想で通年並みに回復見込み。 年間配当は12円で利回りは1.5%ほど。株主優待として4月権利で自社特選品(菓子)や食事優待券の設定がある。 PER17.9倍、PBR2.15倍の株価水準は史上平均並み。 株価は年初の700円付近から少しづつ上昇基調にあり、直近では800-900円のレンジ相場でボラティリティは低い。 発表日後場の時点でそこそこ売り込まれており、株価も既に底値圏であり800円を大きく割ることは想定しづらい。 貸借銘柄であることから一定の買い戻し需要はありそうで、値ごろ感のある株価の分売ではあまり割れることはないので、比較的堅調な値動きになるのではないか。 強いて言えばもう少し流動性が欲しいところなので、当日までに空売りがそれなりに入っていることに期待したい。 12/25追記: それなりに売り込まれており、発表日からすると-10%水準での値決めは良いが、前日は後場にかけて買い込まれた上に割引率が-1.8%台と渋い点だけが惜しいところ。 一応それなりに空売りも入っていることから利益は出ると思われるが、当初の想定よりは渋い結果になりそう。 とはいえチャートではほぼ底値圏であり、分売価格は直近6ヶ月の安値圏であるため一定の反発は期待できそう。 分売数量が多いことからそれなりの売りも出そうなので、念のため朝の気配次第での参加判断としておきたい。 |