オールアバウトの立会外分売分析
銘柄名 | 【2454】 オールアバウト |
---|---|
市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上のため |
スケジュール
発表日 | 2017/12/15 (金) |
---|---|
予定期間 | 2017/12/22 (金) ~ 2017/12/26 (火) |
実施日 | 2017/12/22 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,281 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 5,300 枚 | 前日終値 | 1,122 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 1,082 円 |
PER | 325.12 倍 | 割引率 | -3.57 % |
PBR | 18.40 倍 | 発表日比 | -15.53 % |
株式情報
発行済株数 | 13,533,700 株 | 時価総額 | 14,643 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 1,082,696 株 | 浮動株総額 | 1,171 百万円 |
分売株数 | 676,000 株 | 分売総額 | 731 百万円 |
前日出来高 | 311,900 株 | 出来高/分売数 | 46.14 % |
対株式数比 | 4.99 % | 浮動株比率 | 8.00 % |
対浮動株比 | 62.44 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は高い。 2017年9月に続き3ヶ月ぶり4回目の分売実施となっている。 前回と同様に資本提携解消関連の売却である可能性が高く、ヤフーの保有株は前回でなくなっていることから、98万株を保有するリクルートの保有株処分ではないかと考えられる。 今期業績は売上高31%増、営業利益8%増と小幅な増収増益予想で、2Q時点での通期進捗率は53%と概ね順調に推移しているが、1Q実績が良すぎたためか株価は反落している。 未定だった配当は年間3円で利回りは0.2%ほど。 株主優待として3月9月権利で、300株以上保有の株主に株数に応じて株主優待ポイント2,000ポイント~の設定がある。 PER32.5倍、PBR4.05倍の株価水準はやや割高感がある。 前回の分売時は1,500円台だったが、2Q決算の失望売りなども重なって直近では1,200円台まで下落してしまっている。 発行済株式の5%も分売をすると上値は重くなりそう。 前回の分売も寄りでは割れているが、後場は堅調だったことを踏まえるとまったく逃げ場がない案件ではなさそうだが、短期的には損失リスクがあるので無理に参加の必要ないか。 12/21追記: 前日には大きく売り込まれており、発表日比では-15%水準で3.5%という通常以上の割引率は評価できる。 しかし前回も同じで割引率で寄りでは割れていることから、分売数量が1割増しな今回も需給は悪化しそう。 とはいえ分売数量に対する出来高は前回よりは増えているので、うまくいけば若干の利益が出る可能性もある。 価格も直近4ヶ月の底値以下のため値ごろ感はある。 現時点では判断しづらいので、最終的には朝の気配を見た上での参加を検討するということにしたい。 |