ロングライフホールディングの立会外分売分析

銘柄名 4355】 ロングライフホールディング
市場 JASDAQ
信用区分 貸借
実施目的 当社は、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に上場しておりますが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所第二部への市場変更申請について具体的に準備を進めております。

今回の立会外分売は、市場第二部への市場変更に向けて、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的として行うものであります。

ただし、何らかの理由で市場第二部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第二部への市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/12/08 (金)
予定期間 2017/12/26 (火) ~ 2017/12/29 (金)
実施日 2017/12/26 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 542 円
分売枚数 9,400 枚 前日終値 489 円
申込上限 20 枚 分売価格 474 円
PER 17.97 倍 割引率 -3.07 %
PBR 5.20 倍 発表日比 -12.55 %

株式情報

発行済株数 11,190,400 株 時価総額 5,304 百万円
浮動株数 2,696,886 株 浮動株総額 1,278 百万円
分売株数 400,000 株 分売総額 190 百万円
前日出来高 169,200 株 出来高/分売数 42.30 %
対株式数比 3.57 % 浮動株比率 24.10 %
対浮動株比 14.83 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は500枚程度、出来高は1,000枚程度と流動性は高い。

JASDAQから東証2部への指定替え目的での分売実施となっているが、確認する限りでは既に2部要件は充足できているようで今回の分売を実施する意図はあまりなさそう。

10月決算であり、来期業績は売上高6%増、営業利益39%増だが、最終益ベースでは7%増と微増に留まる見込み。

年間配当は8円で利回りは1.7%ほど。株主優待として10月権利で自社子会社商品(カレー詰合せ)の設定がある。

PER19.4倍、PBR1.46倍の株価は市場平均並み。

株価は半年前に750円前後の天井を付けてからは一旦下落し、しばらく500-600円ほどのレンジ相場で取引されている。

当面の底値は500円が意識され、あまり下押しはなさそう。

貸借銘柄で値ごろ感のある株価のため当日は比較的堅調に推移するものと思われるが、分売数量がやや多いため当日の上値はあまり上がらないのではないかと思われる。

今年最後の分売で配分もされやすそうな案件であり、リスクも少ないのでとりあえず参加方向としておきたい。

12/25追記:

発表日から売り込まれており、発表日から10%近く下落しているにも関わらず3%割引での実施は評価できる。

株価も5月以来の安値圏であり、500円の節目を割って値ごろ感も出ていることで一定の買い戻し需要はありそう。

板もかなり厚くなっており、ここからの下値は限定的でまず損失が出るということもなさそうなので参加としたい。

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