アドバンテッジリスクマネジメントの立会外分売分析

銘柄名 8769】 アドバンテッジリスクマネジメント
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため

スケジュール

発表日 2017/11/30 (木)
予定期間 2017/12/15 (金) ~ 2017/12/21 (木)
実施日 2017/12/15 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 884 円
分売枚数 1,600 枚 前日終値 940 円
申込上限 5 枚 分売価格 921 円
PER 28.32 倍 割引率 -2.02 %
PBR 19.17 倍 発表日比 4.19 %

株式情報

発行済株数 17,082,400 株 時価総額 15,733 百万円
浮動株数 1,913,229 株 浮動株総額 1,762 百万円
分売株数 160,000 株 分売総額 147 百万円
前日出来高 303,100 株 出来高/分売数 189.44 %
対株式数比 0.94 % 浮動株比率 11.20 %
対浮動株比 8.36 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上と流動性は非常に高い。

分売発表と当日に12月7日付けでの東証1部指定替えを発表しており、それを好感して翌日にはストップ高を付けている。

今期業績は売上高16%増、営業利益30%増と大幅増益な予想で、2Q決算時点では前期比88%増だが下期偏重型の業績推移のため通期進捗率35%は判断が分かれるところ。

年間配当は9円で利回りは0.9%ほど。株主優待として3月権利で自社メンタルヘルスプログラム無料利用権の設定はあるが、実際の利用価値はどこまであるかは不透明。

PER28.6倍、7.48倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は7月に一時1,500円台の天井を付けてからは下落し続けており、11月には2Q決算の失望売りで100円近い窓を空けて底値800円台まで下落してきてしまっている。

分売数量は普段の出来高に対して多すぎるということはなく、貸借銘柄であるため空売りの買い戻し需要も一定数ありそうなので、手堅く利益の出そうな案件にはなりそう。

ただ1部指定替えを受けて株価が急騰しすぎると反落の可能性もありそうなので、上がり過ぎなければ参加としたい。

12/14追記:

発表翌日には窓を開けて1,000円台を付けたが、その後は戻り売りで900円付近まで下落してから反発している。

割引率が低いのはもったいないが、買い板も十分あることと出来高も多いため需給的には問題なくこなせそう。

チャートでは中期的には下落傾向であるが、下値も堅そうであるためこのあたりで反発するかどうかを見極めたい。

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