ネットマーケティングの立会外分売分析

銘柄名 6175】 ネットマーケティング
市場 JASDAQ
信用区分 貸借
実施目的 当社は当社株式の東京証券取引所本則市場(市場第一部または市場第二部)への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。

今回の立会外分売は本則市場への市場変更における形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図るために行うものであります。

ただし、何らかの事情により本則市場への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/11/30 (木)
予定期間 2017/12/15 (金) ~ 2017/12/22 (金)
実施日 2017/12/15 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,663 円
分売枚数 4,600 枚 前日終値 1,648 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,605 円
PER 37.80 倍 割引率 -2.61 %
PBR 21.74 倍 発表日比 -3.49 %

株式情報

発行済株数 7,021,500 株 時価総額 11,270 百万円
浮動株数 765,344 株 浮動株総額 1,228 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 321 百万円
前日出来高 216,800 株 出来高/分売数 108.40 %
対株式数比 2.85 % 浮動株比率 10.90 %
対浮動株比 26.13 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は500枚、出来高1,000枚以上と流動性は高い。

2017年3月にJASDAQに上場している。

分売目的は1部か2部への市場変更目的とはなっているが、JASDAQから1部はマザーズの場合と違って時価総額250億円以上必要のため、現状ではまずは2部経由となりそう。

東証2部であればいつでも指定替えが可能そうにみえる。

2017年6月末現在の株主数は2,100名で、若干未達となっている東証1部要件を先行して充足させる意味合いか。

今期業績は売上高14%増、営業利益22%増の増収増益予想となっており、1Q決算時点の営業利益通期進捗率は35%と想定よりは上振れして推移している。

年間配当は10円で利回りは0.6%ほど。株主優待はない。

PER30.2倍、PBR6.96倍の株価水準は割高感がある。

株価は新規上場株の割には安定しており、1,200-1,500円のレンジで取引されていたが、直近では上に抜けている。

流動性は十分あり、それほど分売数量も多くなく貸借銘柄であることから需給面では問題なく捌けると考えられる。

少し株価は急騰している感じもするので、もう少し落ち着いてくるようであれば参加としておきたい。

12/14追記:

発表日よりやや下の水準での値決めとなっており、板もそれなりに厚いので一定の反発は見込めそう。

ただ貸借銘柄の割にはあまり空売りが入っていないことからすると、そこまでは利益が出ない可能性もある。

1日の値動きがやや大きい銘柄なので、持ち越す場合でも利確タイミングには注意をすることにしたい。

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