ビーロットの立会外分売分析

銘柄名 3452】 ビーロット
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は当社株式の東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を既に行っており、本立会外分売により、形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。

ただし、何らかの事情により市場第一部への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/11/28 (火)
予定期間 2017/12/14 (木) ~ 2017/12/21 (木)
実施日 2017/12/14 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,631 円
分売枚数 300 枚 前日終値 3,745 円
申込上限 1 枚 分売価格 3,632 円
PER 31.14 倍 割引率 -3.02 %
PBR 26.05 倍 発表日比 38.05 %

株式情報

発行済株数 4,002,900 株 時価総額 14,539 百万円
浮動株数 672,487 株 浮動株総額 2,442 百万円
分売株数 30,000 株 分売総額 109 百万円
前日出来高 73,500 株 出来高/分売数 245.00 %
対株式数比 0.75 % 浮動株比率 16.80 %
対浮動株比 4.46 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。

2017年9月に続き2回目の分売実施となっている。

2014年12月に東証マザーズに上場しており、分売理由のとおり東証1部への市場変更を目的としており、前回は申請準備中だったものが今回は申請済みに進んでいる。

2017年6月末現在の株主数は1,602名で、今回も含めての分売を実施することで1部基準は充足できそうな感じ。

遠くないうちに承認されるのではないかと考えられる。

分売発表同日に通期業績を上方修正しており、販売用不動産の売却および来期への売却先送りに伴い売上高は減少するものの、営業利益は当初想定の1.5倍となっている。

それでも前期比ベースでは売上高11%増、営業利益92%と大幅な増益となっているが、業績は不動産市況にも左右されるため景気変動性が大きいことには留意したい。

年間配当は未定だが、昨年実績と同等だとすれば年間17円で利回りは0.5%ほど。株主優待として、12月権利でクオカード1,000円分の新設しており総合利回りは0.8%ほど。

PER11.8倍、PBR4.95倍の株価水準は不動産市況の好調さが続くようであればまだ割安感があるともいえる。

株価は3,000円台だったものが3Q決算の失望売りで11月に窓を開けて一時2,400円台まで売り込まれているが、今回の上方修正でまだ上に大きく飛びそうな感じがする。

前回もかなりの利益が出た案件で、今回も分売数量の絶対数が少ないためかなりの利益が出ると予想される。

12/13追記:

やはり想定取り好業績を受けてか発表翌日はストップ高を付けており、発表日から3割以上も上昇している。

やや過熱感があるとはいっても、これだけの分売数量であれば難なくこなせてるものと思われ、上値も軽そう。

分売数量の絶対数が少ない案件は定石通り安定した利益が狙えそうなので、どうせ配分はないが参加としたい。

1部申請中でもあるので、うまくいけば12月中には1部昇格が正式に発表されてもおかしくない気がする。

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