ジャパンエレベーターサービスホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【6544】 ジャパンエレベーターサービスホールディングス |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成29年3月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。
今回の立会外分売は、その形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2017/11/27 (月) |
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予定期間 | 2017/12/12 (火) ~ 2017/12/15 (金) |
実施日 | 2017/12/12 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,839 円 |
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分売枚数 | 11,300 枚 | 前日終値 | 1,811 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 1,762 円 |
PER | 91.66 倍 | 割引率 | -2.71 % |
PBR | 16.66 倍 | 発表日比 | -4.19 % |
株式情報
発行済株数 | 20,030,000 株 | 時価総額 | 35,293 百万円 |
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浮動株数 | 1,702,550 株 | 浮動株総額 | 3,000 百万円 |
分売株数 | 1,000,000 株 | 分売総額 | 1,762 百万円 |
前日出来高 | 239,500 株 | 出来高/分売数 | 23.95 % |
対株式数比 | 4.99 % | 浮動株比率 | 8.50 % |
対浮動株比 | 58.74 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は500枚、出来高1,000枚以上と流動性は非常に高い。 2017年9月に続き、2回目の分売実施となっている。 前回同様に東証1部指定変更のための分売となっており、市場変更申請を行う準備を具体的に進めている段階に状況が進んでおり、申請間近の状況であることが窺える。 前回同様に市場変更の基準としては、流通株式比率は43.4%程度は確保されているため充足が必要な状況ではなく、引き続き社長の石田克史氏の保有株処分目的の可能性が高い。 未定だった年間配当は増配の11円で利回りは0.6%ほど。 株主優待として、3月末基準にて今期限りで1000円分のクオカードの設定があり、総合利回りは1.1%ほど。 PER50.4倍、PBR17.6倍の株価はかなり割高感がある。 前回の分売日以降から株価はペースを早めて上昇しており、分割前の株価に迫るなど実質2倍近くになっている。 分売数量が多すぎる案件でも意外と前回のように寄りは分売同値付近になるなど何とかなる場合があるが、一度割れていることを考慮するとやはり分売としては微妙な案件。 その後の戻しに期待するのであれば分売日の売り一巡後に買えばいいだけであり、分売参加の観点では微妙そう。 12/11追記: 直前ではやや売り込まれており、分売価格は25日線付近のためこのあたりでは押し目になりそうな感じがする。 ただやはり分売数量が多いため、寄りで17億円規模の分売の売りが吸収できるかどうかは微妙なラインになりそう。 前回は短期売り参加者がスルーしたためか売りは想定より僅かしか出なかったことを考えると意外となんとかなるかもしれないが、今回も同様になるかは判断が難しい。 分売としては微妙だが、銘柄としては悪いわけではないので前回同様の売り一巡後の戻しに期待することにしたい。 |