メディキットの立会外分売分析

銘柄名 7749】 メディキット
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2017/11/27 (月)
予定期間 2017/12/04 (月) ~ 2017/12/06 (水)
実施日 2017/12/04 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 5,460 円
分売枚数 700 枚 前日終値 5,250 円
申込上限 10 枚 分売価格 5,093 円
PER 25.46 倍 割引率 -2.99 %
PBR 1.50 倍 発表日比 -6.72 %

株式情報

発行済株数 9,440,000 株 時価総額 48,078 百万円
浮動株数 358,720 株 浮動株総額 1,827 百万円
分売株数 90,000 株 分売総額 458 百万円
前日出来高 11,800 株 出来高/分売数 13.11 %
対株式数比 0.95 % 浮動株比率 3.80 %
対浮動株比 25.09 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は数十枚程度、出来高は0か1桁で流動性に乏しく、分売発表日時点では最良気配値が200円近く離れている。

業績はここ数年は売上高は伸びているものの、営業利益は頭打ち傾向で今期は4%程度の増収減益を見込んでいる。

ただ2Q時点での通期進捗率は58%と想定ほどの減益ではないため、若干の上振れの可能性はありそう。

年間配当は75円で利回りは1.7%ほど。株主優待はない。

PER18.8倍、PBR1.19倍の株価水準は市場平均並み。

株価は板が薄いため飛び飛びではあるが、ここ1ヶ月ほどは概ね5,400-5,500円の狭いレンジにて取引されている。

ただここで大きく需給が崩れそうなので、売りが一巡するまではどのあたりが底値になるのかは想定しづらい。

流動性が低くても先日のベルパークのように貸借銘柄であればまだなんとかなったが、信用銘柄であるため支えきれるとは思えず、値嵩株であるため参加リスクも大きい。

出来高が100枚程度まで増加し、終値が安い気配で引け、かつ割引率が好条件でなければ利益が出るとは考えづらい。

12/1追記:

最近の案件とは違って株価はむしろ売り込まれており、発表日から7%程度下の株価での値決めとなっている。

出来高はいくらかマシになっているが、この流動性にこの分売数量の売りは吸収できるかは厳しいと思われる。

昨今の分売の状況からも寄り売りが出やすいことを踏まえて、値嵩株で損失リスクも高いことからかなりの買い板が増えているなどの好条件でなければ見送りが無難そう。

売りが一巡すれば反転する可能性はあるが、リスクを取るほどのリターンが得られるかは微妙な感じがする。

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