ソリトンシステムズの立会外分売分析

銘柄名 3040】 ソリトンシステムズ
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況改善及び流動性の向上を図るため

スケジュール

発表日 2017/11/21 (火)
予定期間 2017/11/30 (木) ~ 2017/12/06 (水)
実施日 2017/11/30 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,781 円
分売枚数 8,100 枚 前日終値 1,939 円
申込上限 3 枚 分売価格 1,881 円
PER 63.55 倍 割引率 -2.99 %
PBR 8.77 倍 発表日比 5.61 %

株式情報

発行済株数 19,738,888 株 時価総額 37,129 百万円
浮動株数 1,579,111 株 浮動株総額 2,970 百万円
分売株数 360,000 株 分売総額 677 百万円
前日出来高 323,500 株 出来高/分売数 89.86 %
対株式数比 1.82 % 浮動株比率 8.00 %
対浮動株比 22.80 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに1,000枚以上あり流動性は非常に高い。

11月6日に11月13日付けでの東証2部から1部への指定替えを発表しているが、既に承認済みなためタイミング的には1部要件の充足にかかる分売実施の可能性は低い。

株価は過去10年の最高値圏のため、それに便乗しての大株主による単純な売却目的ではないかと考えられる。

今期業績は売上高7%増、営業利益6%増と小幅な増益予想となっているが、3Q決算時点で同期比2倍に営業利益で通期進捗率94%となっているなど上方修正が期待できそう。

年間配当は10円で利回りは0.5%ほど。株主優待はない。

PER50.8倍、PBR5.96倍の株価水準は割高感がある。

株価は11月に入ってから上昇を続けており、1,200円前後だったものが現在では1.5倍の1,800円台になっている。

流動性は高いものの、株価に割高感があることとこれだけ株価に過熱感が出ていると参加するにもリスクが高そう。

連日の分売案件がある中でもリスクを取ってまで参加するほどの利益が出るかは微妙なので見送りでもよさそう。

11/29追記:

こちらも分売発表後からさらに上昇しており、一時2,000円を超える状態にまで急騰してから反落している。

出来高は十分あるので分売数量という観点では捌けそうだが、1日の値動きが平気で100円以上あるため下に抜けるようであれば損失が出る前に早めに損切りをしたい。

今年最悪の案件となった力の源HDと似たような雰囲気がするだけに、利確タイミングには気をつけたい。

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