トラスト・テックの立会外分売分析
銘柄名 | 【2154】 トラスト・テック |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社普通株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的とするものです。
なお、本立会外分売では、株式会社アミューズキャピタルが、その保有する当社普通株式を売却する意向であり、同社は当社の親会社以外の支配株主である中山隼雄氏が、その議決権の過半数を所有している会社であります 。 |
スケジュール
発表日 | 2017/11/17 (金) |
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予定期間 | 2017/12/06 (水) ~ 2017/12/08 (金) |
実施日 | 2017/12/06 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,540 円 |
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分売枚数 | 7,500 枚 | 前日終値 | 3,565 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 3,493 円 |
PER | 40.70 倍 | 割引率 | -2.02 % |
PBR | 42.89 倍 | 発表日比 | -1.33 % |
株式情報
発行済株数 | 19,433,800 株 | 時価総額 | 67,882 百万円 |
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浮動株数 | 1,826,777 株 | 浮動株総額 | 6,381 百万円 |
分売株数 | 500,000 株 | 分売総額 | 1,747 百万円 |
前日出来高 | 511,000 株 | 出来高/分売数 | 102.20 % |
対株式数比 | 2.57 % | 浮動株比率 | 9.40 % |
対浮動株比 | 27.37 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は300枚程度、出来高は1,000枚以上と流動性は高い。 分売目的のとおり筆頭株主で529万株を保有する(株)アミューズキャピタルによる売却となっている。 分売発表と同時に170万株・58億円のMSワラント発行を決議しており、当面の株価下落圧力は強まるものと思われる。 今期業績は営業利益20%増、営業利益32%増と今年も最高益を更新する見込みで、分売発表同日にも2Qと通期業績を上方修正するなど順調そうな感じがする。 年間配当は55円で利回りは1.5%ほど。株主優待はない。 PER25.2倍、PBR10.29倍の株価水準はやや割高感がある。 株価は年初の1,700円台からは綺麗な右肩上がりで上昇しており、1年半で倍近い3,500円台にて取引されている。 流動性はそれなりにあるとはいっても、分売総額17億円を捌ききれるかどうかは疑問の余地がある。 値嵩株は売りが出やすいことを考慮しても参加するにはややリスクが大きいが、先般のベイカレントなどのように売り一巡後には切り返す可能性もありそう。 12/5追記: 直近でやや売り込まれているが、割引率が2%と渋いところについては正直あまりいただけないところ。 25日移動平均線が3,500円付近のため一定の反発は期待できそうだが、短期的には分売割れリスクは十分にある。 出来高は十分に増えてきており板もそこそこ厚くなってはいるが、この価格帯は1ティックが5円のため板に売り注文が並びやすく上値は重い展開になるかもしれない。 株数が多いことと値嵩株なので、損失リスクも覚悟の上で朝の気配を見てからの参加判断としたい。 なお、前述のMSワラントの行使期間は12月8日~となっており、当初行使価額3,390円、下限行使価格2,034円で行使価格は終値の91%ということには留意しておきたい。 |