ナビタスの立会外分売分析

銘柄名 6276】 ナビタス
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上のため

スケジュール

発表日 2017/11/16 (木)
予定期間 2017/12/06 (水) ~ 2017/12/13 (水)
実施日 2017/12/06 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 363 円
分売枚数 1,400 枚 前日終値 375 円
申込上限 20 枚 分売価格 360 円
PER 43.80 倍 割引率 -4.00 %
PBR 0.89 倍 発表日比 -0.83 %

株式情報

発行済株数 5,722,500 株 時価総額 2,060 百万円
浮動株数 2,088,713 株 浮動株総額 752 百万円
分売株数 70,000 株 分売総額 25 百万円
前日出来高 14,300 株 出来高/分売数 20.43 %
対株式数比 1.22 % 浮動株比率 36.50 %
対浮動株比 3.35 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに1桁程度で流動性はかなり低い。

12月4日に単元株数を1000株から100株に変更予定となっており、株式併合は伴わないため現状よりは流動性は幾分改善されるのではないかと思われる。

利益基準が未達のため東証2部すら昇格の可能性は低い。

ここ数年の業績はほとんど頭打ちで変わっておらず、今期についてもやや減収減益で今後も成長性も低い模様。

時価総額近くの現預金を持っており、有利子負債も僅かでPBRも低いためTOBなど狙われやすそうな企業に見える。

年間配当は10円で利回りは2.7%ほど。株主優待はない。

PER25.4倍、PBR0.54倍と割安でも割高でもないが、流動性リスクを勘案するとあまり買いたい水準ではない。

株価はチャートが飛び飛びではあるものの、ここ1年間ほどは

340-380円ほどの狭いレンジで取引されている。

やはり急に単元株数が変更になるとはいっても、元から流動性に乏しい銘柄がそこまで活況になるとは考えづらいため、分売数量は少ないものの支えきれるかは疑問が残る。

低位株であるため手数料を勘案しても利益が残るかになりそうなので、あえて参加するほどのメリットはなさそう。

12/5追記:

単元株が100株に変わっているものの板を見るとまだ1,000株単位の注文も多く、流動性はそれほど改善していない。

とはいえ4%の割引率はあるので、分売数量が少ないことを考慮しても打診程度に参加してもいいかもしれない。

ただやはり低位株であることと買い需要がそれほど出るとは思えないので、リスクは少ないが短期的な利益も少なそうで手数料の安い口座をメインに参加を検討したい。

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