山田コンサルティンググループの立会外分売分析

銘柄名 4792】 山田コンサルティンググループ
市場 JASDAQ
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2017/11/14 (火)
予定期間 2017/11/21 (火) ~ 2017/11/28 (火)
実施日 2017/11/21 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,779 円
分売枚数 5,100 枚 前日終値 2,725 円
申込上限 40 枚 分売価格 2,644 円
PER 26.35 倍 割引率 -2.97 %
PBR 5.67 倍 発表日比 -4.86 %

株式情報

発行済株数 19,896,000 株 時価総額 52,605 百万円
浮動株数 2,447,208 株 浮動株総額 6,470 百万円
分売株数 220,000 株 分売総額 582 百万円
前日出来高 101,800 株 出来高/分売数 46.27 %
対株式数比 1.11 % 浮動株比率 12.30 %
対浮動株比 8.99 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 A
評価コメント

板は200枚程度、出来高は500枚程度と流動性はやや高い。

時価総額500億円以上あり、既に東証1部でもおかしくはないが2017年3月末の株主数は1,625名と1部基準に満たない。

今回も上限株数が緩いことから、株主数増加目的ではないため単純に大株主による売却目的ではないか。

今期業績は売上高11%増、営業利益28%とかなりの増益予想だが、2Q決算時点では進捗率43%と若干の伸び悩み。

年間配当は37.5円で利回りは1.3%ほど。株主優待として、3月権利にて自社グループ会社出版物の設定がある。

PER27.1倍、PBR4.99倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は年初の1,200円台から現在では2,800円ほどに1年で倍以上になっており、5年前の安値からは実に20倍にもなる。

10月半ばは2,000円台だったことを考えると少し高騰気味な気もするので、もう少し調整してくれると望ましい。

出来高も十分多くあり、貸借銘柄であることからある程度調整すれば当日は一定の買い戻し需要は期待できそう。

値嵩株であるため、値幅はそれなりに取れそう。

11/20追記:

分売発表直後には大幅に下落しているが、元から売り長だったこともあって空売りを踏み上げて上昇している。

これでも発表日よりは下の水準のため株価にも過熱感はなく、空売りも十分あるため堅調な寄りで始まりそう。

ただ買い板が薄いのと、アルゴ取引が板を操作しているため下手なタイミングで売らないように注意したい。

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