eBASEの立会外分売分析

銘柄名 3835】 eBASE
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 市場第一部への形式要件を充足するための当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部への指定基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部銘柄指定の承認は取り消される可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/11/10 (金)
予定期間 2017/11/28 (火) ~ 2017/11/30 (木)
実施日 2017/11/28 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,356 円
分売枚数 3,900 枚 前日終値 1,480 円
申込上限 2 枚 分売価格 1,436 円
PER 27.98 倍 割引率 -2.97 %
PBR 44.65 倍 発表日比 5.90 %

株式情報

発行済株数 11,791,200 株 時価総額 16,932 百万円
浮動株数 860,758 株 浮動株総額 1,236 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 287 百万円
前日出来高 177,700 株 出来高/分売数 88.85 %
対株式数比 1.70 % 浮動株比率 7.30 %
対浮動株比 23.24 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

2017年6月以来の半年ぶり2回目の分売実施となる。

分売発表と同時に12月1日付けでの東証1部指定替えを発表しており、今回は主に株主数要件の充足目的と思われる。

おそらく9月末現在の株主数が1,200名以上確保でき、今回の分売でみなし株主数2,200名で要件を満たす計算となる。

9月末付けで1:2の株式分割を実施している。

今期業績は売上・営業利益ともほぼ横ばいで一服感はあるが、2Q決算は上方修正しており前期比で売上高は9%増、営業利益32%増と当初予想を上回って着地している。

修正理由は大型案件の前倒し売上計上などもあるため、通期予想は当初のままで据え置きとなっている。

配当は17.3円で利回りは1.2%ほど。株主優待はないが、1部指定記念で今回限り3月末にクオカード500円分を進呈。

自己資本比率90%で有利子負債0と財務は盤石。

PER29.1倍、PBR5.36倍の株価水準はやや割高感があるが、今後の成長性次第ではまだ買えなくもない感じがする。

株価は分割後も上げ幅を広げて右肩上がりで上昇しており、下値は25日線・75日線により見事にサポートされている。

直近での下値目処は1,350円の25日線が意識されそう。

基本的には買い方向でいいと思われるが、1部昇格が確定してしまっているものだと材料出尽くしになりやすいのと、前回も当日は上値が重かったため利幅は期待できない。

25日線を下抜けるようであれば一旦は手仕舞いとしたい。

11/27追記:

出来高はかなり増加しているため、この分売数量であれば問題なく捌ききれるものと考えられる。

分売価格はちょうど25日線のサポートラインになるため、このあたりでの反発に期待したいところ。

1部昇格の形式要件充足目的のポジティブ案件の分売のため、あまり上昇はしそうにないが基本は参加でよさそう。

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