ジェイエスエスの立会外分売分析
銘柄名 | 【6074】 ジェイエスエス |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の流動性向上及び株主数増加並びに株主分布状況改善を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2017/11/09 (木) |
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予定期間 | 2017/11/27 (月) ~ 2017/11/30 (木) |
実施日 | 2017/11/27 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,090 円 |
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分売枚数 | 400 枚 | 前日終値 | 1,164 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,140 円 |
PER | 70.30 倍 | 割引率 | -2.06 % |
PBR | 4.31 倍 | 発表日比 | 4.59 % |
株式情報
発行済株数 | 4,026,056 株 | 時価総額 | 4,590 百万円 |
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浮動株数 | 644,169 株 | 浮動株総額 | 734 百万円 |
分売株数 | 41,000 株 | 分売総額 | 47 百万円 |
前日出来高 | 30,900 株 | 出来高/分売数 | 75.37 % |
対株式数比 | 1.02 % | 浮動株比率 | 16.00 % |
対浮動株比 | 6.36 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は100枚程度、出来高は50枚程度と流動性はやや低い。 2013年6月にJASDAQに上場している。 市場変更の観点では、直接1部は時価総額要件が厳しいためまずは2部に上場しようとしているように考えられる。 東証2部の基準であれば概ね満たしているように思える。 今期業績は売上高3%増、営業利益2%増と渋い増収増益予想で、2Q決算は上方修正しているが下期に施設修繕工事がずれ込んだ影響のため通期予想は据え置いている。 年間配当は12.5円で利回りは1.2%ほど。株主優待は3月9月権利で自社優待券の設定があるが換金価値は低い。 PER12.6倍、PBR2.03倍の株価はやや割安感がある。 株価はここ半年ほどは900-1,000円の狭いレンジで取引されていたが、直近では一時1,200円を付けてから反落している。 板の薄さはあるが、分売数量は少ないため寄りで割れなければ需給面ではそれほどの不安はないものと思われる。 指標的には十分割安なのでこの株価位置からの下値不安はあまりないが、成長性は低いので極端には上昇しづらい。 この株数ではまず配分されることもないので、あまり深く考えずに参加としておいても問題なさそう。 11/24追記: 分売発表後は一時1,000円台前半まで反落していたが、直近では1,150円程度まである程度は戻している。 相変わらず板が薄いにも関わらず割引率は2%とかなり渋いため、分売価格が安値以上というのはあまりいただけない。 とはいえ、この手の案件は当日になって潜在的な買い需要が急浮上することが多く、絶対的な分売数量が少ない案件はまず堅調な値動きになるので参加で問題なさそう。 |