アオイ電子の立会外分売分析

銘柄名 6832】 アオイ電子
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の流動性の向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2017/11/07 (火)
予定期間 2017/11/15 (水) ~ 2017/11/21 (火)
実施日 2017/11/15 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 5,490 円
分売枚数 3,100 枚 前日終値 5,430 円
申込上限 10 枚 分売価格 5,294 円
PER 18.49 倍 割引率 -2.50 %
PBR 3.02 倍 発表日比 -3.57 %

株式情報

発行済株数 12,000,000 株 時価総額 63,528 百万円
浮動株数 660,000 株 浮動株総額 3,494 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 794 百万円
前日出来高 45,200 株 出来高/分売数 30.13 %
対株式数比 1.25 % 浮動株比率 5.50 %
対浮動株比 22.73 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。

東証2部に上場しているが、2017年3月末現在の株主数は1,439名と1部基準には遠く及ばないことから、今回の分売だけを見れば指定替えをしたい意志はあまり感じられない。

大西氏および資産管理会社で50%以上の株式を保有する同族企業のため、大株主よる売却目的の可能性が高い。

今期業績は売上高3%増、営業利益7%増の増収増益予想で、2Q決算も前期比20%増で着地と好調に推移している。

PER14.6倍、PBR1.45倍の株価水準は概ね市場平均並み。

株価はここ1年ほどはきれいな右肩上がりのチャートになっており、底値2,000円台からは2.5倍になっている。

流動性があまりないことと、値嵩株は売りが出やすいことを踏まえるとこの板での参加はリスクが大きそう。

ただ25日平均線が下支えになっているため、一時的に分売価格を割れても下値はすぐに買われそうな気もする。

この価格帯での類似案件はあまりないので当日まで需給が読めないため、当日朝の気配次第での参加としたい。

11/14追記:

出来高は多少増えてはいるが、買い板の薄さは相変わらずな状態のため朝の気配次第での参加判断としたい。

値嵩で非貸借のセグエグループが10万株の分売でも割れていることを踏まえると、同様にリスクが高そう。

指標的には悪くないところだが、無理をして参加をするほどの案件でもないので今回は見送りでも問題なさそう。

分売ラッシュの初日なので当面の資金効率を優先としたいが、逆に売り板も薄いため売りが一巡すれば上がりそうにも見えるため、余力があれば打診での参加も一興か。

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