MS-Japanの立会外分売分析

銘柄名 6539】 MS-Japan
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成28年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場致しましたが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として平成29年10月10日に、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行っております。

今回の立会外分売は市場第一部への市場変更における形式要件である流通株式比率の充足を図るために行うものであります。

ただし形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/11/01 (水)
予定期間 2017/11/17 (金) ~ 2017/11/22 (水)
実施日 2017/11/17 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 4,230 円
分売枚数 3,600 枚 前日終値 4,845 円
申込上限 10 枚 分売価格 4,748 円
PER 34.99 倍 割引率 -2.00 %
PBR 7.02 倍 発表日比 12.25 %

株式情報

発行済株数 6,203,500 株 時価総額 29,454 百万円
浮動株数 949,136 株 浮動株総額 4,506 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 712 百万円
前日出来高 91,000 株 出来高/分売数 60.67 %
対株式数比 2.42 % 浮動株比率 15.30 %
対浮動株比 15.80 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は300枚程度、出来高は1,000枚以上と流動性は高い。

2017年5月以来、半年ぶり2回目の分売実施となる。

2016年12月に東証マザーズに上場しており、分売目的のとおり東証1部への市場変更を申請している。

1年ルールを考慮すると、12月頃の昇格発表となるか。

前回の分売後でも流通株式比率が33%程度で基準に満たなかったが、この分売後であれば35.4%程度と問題なさそう。

今期は売上高20%増、営業利益2%増と保守的な予想だが、2Q決算の営業益も予想より15%近く上振れして着地していることを踏まえると、通期も上方修正の可能性はありそう。

年間配当は35円で利回りは0.8%。7月には株主優待を新設しており、株数に応じて株主優待ポイント付与がある。

PER37.4倍、PBR5.48倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は半年ほどは3,100-3,700円のレンジ相場だったものの、現在では上にブレイクして上下しつつも緩やかに下値を切り上げてきており、上場来高値を目指してきている。

50万株程度だった信用買い残も20万株程度まで減ってきており、売り圧力は減っているものと考えられる。

流動性は高いため、値嵩株ではあるが前回と同様に寄りで割れなければ問題なく吸収できるものと思われる。

値動きがよく飛ぶため、売却タイミングを見極めたい。

11/16追記:

前日は3%高で終値もアップティックで決まっているため、実質ディスカウントは1.5%程度となっているのは微妙。

とはいえ前回も2%ディスカウントだった割には堅調だったのと、出来高は十分あるため今回は株数が前回より5万株減っていることを考慮してもなんとかなるのではないか。

1部昇格発表も近そうなので、中期的に放置もありか。

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