三機サービスの立会外分売分析

銘柄名 6044】 三機サービス
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。

スケジュール

発表日 2017/10/30 (月)
予定期間 2017/11/07 (火) ~ 2017/11/10 (金)
実施日 2017/11/07 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,382 円
分売枚数 2,600 枚 前日終値 1,331 円
申込上限 20 枚 分売価格 1,297 円
PER 36.99 倍 割引率 -2.55 %
PBR 13.35 倍 発表日比 -6.15 %

株式情報

発行済株数 5,589,285 株 時価総額 7,249 百万円
浮動株数 1,112,268 株 浮動株総額 1,443 百万円
分売株数 120,000 株 分売総額 156 百万円
前日出来高 129,600 株 出来高/分売数 108.00 %
対株式数比 2.15 % 浮動株比率 19.90 %
対浮動株比 10.79 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高とも200枚程度と流動性はそれほど高くない。

2016年4月以来、1年半ぶり2回目の分売実施となっている。

2017年4月に東証1部に市場変更しており分売の必要性は特に感じられないが、上限株数が多いことから株主構成からしても大株主による単純な売却目的の可能性が高い。

累計で50%程度の株式を中島氏および資産管理会社が保有しているいわゆる同族企業となっている。

今期業績は売上高14%増、営業利益17%増と小幅だが毎年順調に増収増益となっている成長企業である。

下期偏重型の業績のため進捗率では比較できないが、前年同期比では売上・利益ともに1割ほど伸びており順調そう。

年間配当は23円で利回り1.7%ほど。株主優待として5月にクオカード1,000円分の設定があり、総合利回り2.4%ほど。

PER17.4倍、4.27倍の株価水準は概ね市場平均並み。

株価はここ半年ほどは1,200-1,600円のレンジ相場となっているが、9月に1,150円の安値を付けてから反発している。

分売数量は出来高に対して少量のため、問題なく捌けるものと思われる。株価水準や成長性も問題ないことから、目先の底値75日線の1,300円台前半までは比較的底堅そう。

11/6追記:

発表日からやや売り込まれており、1,300円割れの水準は直近1ヶ月間の安値以下であり、値ごろ感が出ている。

押し目買い需要は元から多そうな銘柄であり、板も厚くなってきているので売り需要は十分に吸収できそう。

売り需要をこなせば1,300円台後半までの戻りは期待できそうな水準であり、業績はいいので中長期でも面白そう。

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