ベイカレント・コンサルティングの立会外分売分析
銘柄名 | 【6532】 ベイカレント・コンサルティング |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の流動性向上及び株主数の増加を図るためであります。 |
スケジュール
発表日 | 2017/10/18 (水) |
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予定期間 | 2017/10/24 (火) ~ 2017/10/27 (金) |
実施日 | 2017/10/24 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,153 円 |
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分売枚数 | 17,800 枚 | 前日終値 | 2,160 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 2,104 円 |
PER | 27.70 倍 | 割引率 | -2.59 % |
PBR | 2.37 倍 | 発表日比 | -2.28 % |
株式情報
発行済株数 | 15,470,000 株 | 時価総額 | 32,549 百万円 |
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浮動株数 | 6,729,450 株 | 浮動株総額 | 14,159 百万円 |
分売株数 | 773,400 株 | 分売総額 | 1,627 百万円 |
前日出来高 | 501,400 株 | 出来高/分売数 | 64.83 % |
対株式数比 | 5.00 % | 浮動株比率 | 43.50 % |
対浮動株比 | 11.49 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は500枚程度、出来高は2,000枚以上と流動性は高い。 2016年9月に東証マザーズに上場しているが、総資産の大半がのれんだったり、業績の下方修正や大株主の売り抜けが相次ぐなど、上場ゴール銘柄と思われても仕方ない。 現在の株主構成もファンドや外資系が多く、発行済み株式の5%で15億円規模の分売は売り抜け目的の可能性が高い。 東証1部にはいつでも昇格できそうに思えるが、現状では会社側にその意志は薄いように感じられる。 今期業績は売上高・営業利益ともに2割程度の増収増益予想となっており、2Q時点の進捗率は57%と今期は順調そうだが、前期の下期の急失速を見ているとあまり信用できない。 PER13.0倍、PBR2.47倍の株価は市場平均並み。 マザーズ銘柄としては割安にも見えるが、のれん減損リスクやフューチャーアーキテクト社からの営業機密漏洩訴訟などを抱えているので、それを踏まえて概ね妥当な水準か。 年間配当は40円で利回りは1.8%ほど。株主優待はない。 株価は上場初値からは一時半値ほどになったが、それ以降は買い戻されており、初値は奪還している。 前述の訴訟開示でストップ安を付け2,000円を下回っていた時期もあるが、現在は2,100円ほどで取引されている。 流動性はあるものの、規模が大きく換金売り要素が強そうなため、あえて参加するメリットはあまりなさそう。 相当な買い需要がないと寄りは分売割れの可能性がある。 10/23追記: 分売発表後も2,100円割れの価格では強い買い需要はあるが、値決め当日は高く売るために釣り上げのような値動きとなっており、当日安値より上の分売価格はいただけない。 とはいえ、出来高は十分にあるため先日のJESのように想定ほど売りがでなければ一巡後には切り返す可能性もある。 便宜上見送りとはしておくが、指標的には割安なので気配が好調であれば打診で参加をしてもいいかもしれない。 |