ハブの立会外分売分析

銘柄名 3030】 ハブ
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社は当社株式の東京証券取引所市場第一部銘柄指定の申請を行っており、今回の立会外分売は当社株式の分布状況の改善ならびに流動性の向上を図るために行うものであります。

ただし、何らかの理由で市場第一部銘柄指定の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部銘柄指定は承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/10/13 (金)
予定期間 2017/10/30 (月) ~ 2017/11/01 (水)
実施日 2017/10/30 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,143 円
分売枚数 1,100 枚 前日終値 1,318 円
申込上限 3 枚 分売価格 1,279 円
PER 141.23 倍 割引率 -2.96 %
PBR 8.48 倍 発表日比 11.90 %

株式情報

発行済株数 11,265,300 株 時価総額 14,408 百万円
浮動株数 1,295,510 株 浮動株総額 1,657 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 192 百万円
前日出来高 203,900 株 出来高/分売数 135.93 %
対株式数比 1.33 % 浮動株比率 11.50 %
対浮動株比 11.58 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性はまずまず。

2016年12月に続いて10ヶ月ぶり2回目の分売実施となる。

分売目的のとおり今回は東証1部昇格の申請中ではあるが、2017年2月末現在の株主数は1,059名と、その後に3分割をしていることから実際の直近株主数はもう少し増えていることを踏まえて、なんとか1部基準は達成できそう。

その他の要件については満たしているように思える。

今期業績は売上高10%増なものの営業利益はほぼ横ばいな会社予想となっているが、2Q決算時点での進捗率は58%で順調なことから、当初予想より上振れが期待できそう。

PER28.3倍、4.15倍の株価水準はやや割高だが、今後の成長性に期待すればまだ買えない水準というほどでもない。

株価はしばらく600円前後で推移していたが、5月に上にブレイクしてからは右肩上がりのチャートになっており、直近では75日線によってサポートされている。

前回の分売時は軟調な展開となったが、流動性が増えていることからこの株数では特に問題なさそうな感じがする。

1部昇格はポジティブサプライズなので、分売日までに上がり過ぎなければ基本は参加方針で問題なさそう。

10/27追記:

1部昇格申請の材料を受けて発表後は1割程度高止まりして取引されているが、前日にはやや売り込まれている。

節目の1300円以下での値決めで値ごろ感もあり、ここから下の買い板もしっかりしており買い需要はありそう。

ただ先日のハイアスは想定より軟調だったことを踏まえると、短期的な売りタイミングには注意したい。

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