ハイアス・アンド・カンパニーの立会外分売分析

銘柄名 6192】 ハイアス・アンド・カンパニー
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成28年4月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所市場第一部への市場変更を申請しております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るために行うものであります。ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/10/11 (水)
予定期間 2017/10/26 (木) ~ 2017/11/01 (水)
実施日 2017/10/26 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,150 円
分売枚数 1,400 枚 前日終値 1,247 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,209 円
PER 314.40 倍 割引率 -3.05 %
PBR 11.06 倍 発表日比 5.13 %

株式情報

発行済株数 7,449,300 株 時価総額 9,006 百万円
浮動株数 1,594,150 株 浮動株総額 1,927 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 181 百万円
前日出来高 108,400 株 出来高/分売数 72.27 %
対株式数比 2.01 % 浮動株比率 21.40 %
対浮動株比 9.41 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上と流動性はそれなりにある。

2017年4月以来、半年ぶり2回目の分売実施となる。

2016年4月に東証マザーズに上場している。

分売目的のとおり東証1部への市場変更を申請しており、2017年4月末の株主数1,534名のところがこの分売後であれば、みなし株主数では1部基準は満たせそう。

前回の分売時に課題だった流通株式数や時価総額要件、利益額要件についても形式上は問題なさそうに思える。

今期業績は売上高25%増、営業利益24%増と引き続き好調な予想となっている。1Q時点の進捗率は27%と順調そう。

PER40.8倍、PBR7.52倍の株価水準は割高感がある。

今期から初配で年間配当は8円、利回りは0.7%ほど。

株主優待は特に設定されていない。

株価は8月頃までは700円前後で安定していたが、9月以降は上にブレイクして、現在では1200円前後で取引されている。

分売日は中間配当権利日だが、配当落ちが意識されるほどの高配当でもないため影響は軽微とみられる。

分売数量は出来高に対してそれほど多いわけでもないので、ある程度の利益は出そうな感じがする。

1部昇格もそれほど遠くなさそうなので、中期的に持ち続けてみるのも面白そうな感じがする。

10/25追記:

1部昇格目的の分売発表を受けて窓を開けて上昇していた株価は一旦は窓を埋める水準まで下落して反発している。

分売実施日の前日に6%も上昇している点は惜しいが、逆に言えば潜在的な買い需要が強いことの現れともとれる。

テクニカル的にも25日線の上で反発しており、出来高も十分なことから売り一巡後の展開も期待できそう。

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