アイリッジの立会外分売分析

銘柄名 3917】 アイリッジ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2017/09/19 (火)
予定期間 2017/09/27 (水) ~ 2017/10/03 (火)
実施日 2017/09/27 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,076 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 1,977 円
申込上限 5 枚 分売価格 1,938 円
PER 101.59 倍 割引率 -1.97 %
PBR 9.55 倍 発表日比 -6.65 %

株式情報

発行済株数 5,533,800 株 時価総額 10,725 百万円
浮動株数 1,355,781 株 浮動株総額 2,628 百万円
分売株数 165,000 株 分売総額 320 百万円
前日出来高 146,100 株 出来高/分売数 88.55 %
対株式数比 2.98 % 浮動株比率 24.50 %
対浮動株比 12.17 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに400枚程度と流動性はそれなりにある。

2015年7月に東証マザーズに上場しているが、2部も含めて本則市場へに指定替えには利益額要件の達成が早くても来期末以降となりそうなため、直近では考えづらい。

強いて言えば株主数を充実させる目的とも考えられる。

来期は売上高34%増、営業利益23%増と安定して増収増益が続く予想となっている。売上高は既に上場時の3倍近い。

配当は無配、株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER58.9倍、PBR10.2倍の株価は割高感がある。

株価は6月に2600円の高値を付けてからは下落傾向にあり、市況悪化などもあって直近では一時2000円を割れている。

出来高に対して分売数量は多くないので、需給面では大きな不安もなくある程度の利益は出そうだが、ボラティリティが大きいので利確タイミングには注意しておきたい。

9/26追記:

発表日以降はやや売り込まれており、2,000円割れの水準での値決めは評価できるが割引率は渋いのが惜しいところ。

分売株価は年初以来9ヶ月ぶりの安値圏であり、値ごろ感もありここからあまり下に押すことは想定しづらい。

短期的には2,000円までの戻りには期待できそうだが、上値は押さえ付けられているチャートのため下に抜けるようであればさっさと見切るつもりでの参加としたい。

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