キャリアインデックスの立会外分売分析

今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

板は200枚程度だが、出来高は500枚以上と流動性は高い。

2017年7月以来2ヶ月ぶり2回目の分売実施となる。

2016年12月に東証マザーズに上場しており、東証1部への市場変更要件を充足するための分売実施となっている。

2017年3月末現在の株主数は1,378名であり、この分売後のみなし株主数であれば基準は満たせそう。

ただし流通株式比率が26.9％程度であり、この分売後でもまだ30％未満のため、指定替え発表と同時に公募増資や分売などをさらに実施する必要性がありそう。

2017年9月末基準にて1:2の株式分割を予定しており、分割日を跨ぐため本ページの情報はすべて分割後基準で記載する。

今期業績は売上高26％増、営業利益36％増と大幅な増収増益予想となっており、1Q時点の進捗率は29と順調そう。

PER38.5倍、PBR7.49倍の株価水準は割高感がある。

株価はここ半年はきれいな右肩上がりのチャートとなっており、株価は700円から1,500円まで上昇している。

ちょうど分売がいい押し目買いタイミングにはなりそうだが、分売数量が多いので短期では上値は重そう。

順当であれば年末くらいには昇格発表がありそうなので、そのまま放置しておいてもよさそうな感じがする。

10/2追記：

分売発表からは1割以上下落しており、高値からは400円近くも下落しているためそろそろ反発しそうな気もする。

25日線割れの水準であり、押し目にはなりやすそう。

分売数量はやや多いが、先日のJESのように売り一巡後は底堅く推移する可能性もあり、朝の板を見ての参加としたい。

ただ8営業日連続の陰線でチャート的には一旦天井を付けてしまっており、下に抜けるようであれば早めに切りたい。