シンクロ・フードの立会外分売分析

銘柄名 3963】 シンクロ・フード
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成28年9月に東京証券取引所マザーズに上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行っております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るための株式の分布状況の改善及び流動性の向上のために行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2017/08/31 (木)
予定期間 2017/09/15 (金) ~ 2017/09/21 (木)
実施日 2017/09/15 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,802 円
分売枚数 2,700 枚 前日終値 1,588 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,541 円
PER 290.27 倍 割引率 -2.96 %
PBR 10.56 倍 発表日比 -14.48 %

株式情報

発行済株数 8,715,000 株 時価総額 13,430 百万円
浮動株数 653,625 株 浮動株総額 1,007 百万円
分売株数 205,000 株 分売総額 316 百万円
前日出来高 100,000 株 出来高/分売数 48.78 %
対株式数比 2.35 % 浮動株比率 7.50 %
対浮動株比 31.36 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性はそれなりにある。

2017年4月より5ヶ月ぶり2回目の分売実施となる。

2016年9月に東証マザーズに上場しており、分売目的も前回は東証1部を目指している状態から申請を行っている状態に変わっており、1年ルール的にはもう間近な感じがする。

2017年3月末現在の株主数は776名と半年前から7割減になっているが、今回の分売でみなし株主数は満たせる見込み。

前回未達だった流通株式比率は32.9%から35.2%に上昇するため、これで1部指定の要件はすべて充足できそう。

今期業績は売上高21%増、営業利益7%増と順調に増収増益を続けており、1Q時点の進捗率は29%と順調そう。

配当は無配で、株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER46.4倍。PBR7.50倍の株価水準は割高感がある。

株価は上下しながらも徐々に下値を切り上げてきており、25日線がサポートラインになっている。

直近では1600-2000円のレンジで取引されている。

前回より分売数量も減っており、このくらいの数量であれば捌けそうだが、もう少し板が厚くないと厳しそう。

1部昇格発表も間近と思われるので、そのまましばらく放置しておいたほうがいい結果が得られるかもしれない。

9/14追記:

発表日から1割以上下落しての値決めと、出来高もそれなりに増えていることから問題なく捌けるものと思われる。

株価もほぼ直近の底値圏であり、ここからの下落リスクも限定的のため、売りが一巡すれば反発も期待できそう。

東証1部指定替え発表もそう遠くないと思われるため、そのまま保有しておいても面白そうな感じがする。

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