ゴルフ・ドゥの立会外分売分析

板・出来高ともに50枚程度と流動性は乏しい。

2017年3月以来6ヶ月ぶり2回目の分売実施となる。

今期業績は売上高9％増、営業利益24％増と引き続き好調に増収増益が続く予想になっている。

1Q業績も昨年比45％増と好調で、通期業績に対する進捗率は46％と、会社予想よりはさらに上積みが期待できそう。

PER12.5倍、PBR1.84倍の株価水準はやや割安感がある。

配当は今年から10円に復配しており、利回りは2％ほど。

株主優待は3月9月権利にて自社割引券とスキンケア用品があり、換金価値は1,000円前後で利回り2％ほど。

株価は3月の権利落ち後の底値410円から概ね一定して500円前後で安定しており、かなりボラティリティは低い。

前回は500枚の分売でさえも割れていることから、さほど出来高が増えていないのにこの株数が捌けるとは考えづらい。

リスクを取って参加するほどのメリットはなさそう。

ただ優待権利の9月直前ということで、値ごろ感もあって500円を大きくは下回ることはあまり考えられない。

値ごろ感のある値決めであれば打診で参加程度か。

9/12追記：

やや売り込まれての値決めとなっており、分売価格が節目の500円を割っている点については評価できる。

ただ流動性はさほど増えてないのには不安が残る。

同値前後では寄ると思われるが、リスクを取って参加するメリットも低そうなため、優待権利を取るつもりでなければあえて参加をする必要はなさそう。