はごろもフーズの立会外分売分析
銘柄名 | 【2831】 はごろもフーズ |
---|---|
市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上のため |
スケジュール
発表日 | 2017/08/23 (水) |
---|---|
予定期間 | 2017/08/31 (木) ~ 2017/09/04 (月) |
実施日 | 2017/08/31 (木) |
分売情報
単元株数 | 1,000 株 | 発表日終値 | 1,400 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 200 枚 | 前日終値 | 1,428 円 |
申込上限 | 3 枚 | 分売価格 | 1,400 円 |
PER | 22.82 倍 | 割引率 | -1.96 % |
PBR | 5.14 倍 | 発表日比 | 0.00 % |
株式情報
発行済株数 | 20,650,731 株 | 時価総額 | 28,911 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 3,985,591 株 | 浮動株総額 | 5,580 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 140 百万円 |
前日出来高 | 16,000 株 | 出来高/分売数 | 16.00 % |
対株式数比 | 0.48 % | 浮動株比率 | 19.30 % |
対浮動株比 | 2.51 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに10枚前後と流動性は非常に乏しい。 分売理由に流動性の向上のためとはあるが、本気で改善したいのであればまずは単元株を100株への変更を行うべきで、筆頭株主が42%保有の(公財)はごろも教育研究奨励会という名の実質は創業者の資産管理会社であるところからしても株主政策に熱心であるとは考えづらい。 その代わりに、後述の株主優待があるためか株主数は2,371名と流動性がないの割には多くなっているように感じる。 今期は原材料高騰などであまり思わしくなく、売上は横ばいだが営業利益47%減と厳しい予想になっている。 PER23.9倍、PBR1.03倍の株価は概ね市場平均並み。 配当は18円で利回りは1.3%ほど。株主優待は3月9月権利で3,000円相当の自社製品詰合せの設定がある。 株価は1300-1400円の狭いレンジで推移しており、板は薄いもののボラティリティは低いように感じる。 幸いにして9月権利前であるため、しばらく放置しておけば権利日前には救われそうな感じがする。 需給面では捌けなくもないという状況だが、1枚140万円というのはリスクが大きすぎるため参加は推奨しない。 8/30追記: 当日売り気配での終値となっているにも関わらず、ディスカウント率は2%未満とほぼ買い板最良気配になっている。 いくら枚数の少ない案件とはいっても、寄りの売りを吸収できるとは思えず、参加メリットがまるで感じられない。 ハイリスクハイリターンで割に合わないので見送りたい。 |