ソルクシーズの立会外分売分析

銘柄名 4284】 ソルクシーズ
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2017/08/17 (木)
予定期間 2017/08/30 (水) ~ 2017/09/06 (水)
実施日 2017/08/30 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 889 円
分売枚数 10,900 枚 前日終値 872 円
申込上限 50 枚 分売価格 845 円
PER 32.37 倍 割引率 -3.10 %
PBR 1.38 倍 発表日比 -4.95 %

株式情報

発行済株数 13,410,297 株 時価総額 11,332 百万円
浮動株数 3,821,935 株 浮動株総額 3,230 百万円
分売株数 670,000 株 分売総額 566 百万円
前日出来高 115,800 株 出来高/分売数 17.28 %
対株式数比 5.00 % 浮動株比率 28.50 %
対浮動株比 17.53 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上はあって流動性は高い。

分売数量は発行済株式の5%で、第3位株主の(株)ビット・エイとの資本提携解消の話もないので、21%を保有する筆頭株主のSBIホールディングスによる売却の可能性が高い。

今期は売上は横ばいだが、営業利益は14%増益見込み。

7月24日に半期および通期業績を上方修正している。

年間配当は5円で利回りは0.5%ほど。株主優待として、6月12月に200株以上でコシヒカリ米2kgなどの設定がある。

PER20.3倍、PBR1.32倍の株価水準は市場平均並み。

株価は5月頃までは550円前後だったが、SBIとのフィンテック分野における技術協力の材料が出てからは一時1000円超えまで急騰し、現在は800-900円のレンジで取引されている。

特に分売を実施する理由もないため、株価の高いうちに売り抜け目的での売却ではないかと考えられる。

新興市場のような割高感があるわけではないが、この株価では積極的に買う材料もいまひとつ見当たらない。

分売数量がかなり多いため、この株数では需給面だけを見ると捌ききれない可能性があり、無理に参加する必要性もないため見送り方針で考えておきたい。

8/29追記:

前日にやや売り込まれており、分売価格は直近1週間の安値圏である点については評価できる。

ここからあまり売られることは想定しづらいが、分売数量が多いため支えきれるかどうかは微妙なところ。

若干の利益も出る可能性はあるが、売り一巡までは上値の重い展開になりそうで、参加メリットは少なそう。

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