カナミックネットワークの立会外分売分析
銘柄名 | 【3939】 カナミックネットワーク |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成28年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しており、その形式要件の充足を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2017/08/08 (火) |
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予定期間 | 2017/08/16 (水) ~ 2017/08/21 (月) |
実施日 | 2017/08/16 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,160 円 |
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分売枚数 | 2,800 枚 | 前日終値 | 1,985 円 |
申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 1,926 円 |
PER | 204.64 倍 | 割引率 | -2.97 % |
PBR | 55.81 倍 | 発表日比 | -10.83 % |
株式情報
発行済株数 | 8,022,000 株 | 時価総額 | 15,450 百万円 |
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浮動株数 | - 株 | 浮動株総額 | - 百万円 |
分売株数 | 400,000 株 | 分売総額 | 770 百万円 |
前日出来高 | 51,200 株 | 出来高/分売数 | 12.80 % |
対株式数比 | 4.99 % | 浮動株比率 | - % |
対浮動株比 | - % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はやや低い。 2016年9月に東証マザーズに上場しており、分売目的のとおり東証1部への市場変更を目指している。 2016年12月末の株主数は655名であり、2017年6月末の株主数は不明だが、理論上はこの分売後のみなし株主数は1部基準の2,200名を満たしている計算になる。 また、流通株式比率は現在32.5%程度のところ、この分売後であれば37%程度となり、こちらも基準は満たしている。 ただ利益および純資産基準はあと一歩の状態であるため、申請は9月期の決算以降になるのではないかと考えられる。 今期業績は売上・利益ともに10%程度の増収増益予想となっており、3Q時点の進捗率は76%と順調そう。 年間配当は5円で利回りは0.23%。株主優待はない。 PER90.0倍、PBR18.4倍はかなり割高感がある。 株価は上場後800円台の底値を付けてからは徐々に下値を切り上げてきており、75日移動線が下値のサポートラインとなって現在では2200円付近で取引されている。 ただ発行済株式の5%もの分売は荷もたれ感があり、分売総額8億円規模はこの板では吸収できない可能性がある。 出来高と板がもう少し厚くなれば打診で参加しても良いが、現状では損失が出る可能性が高く、見送り方向としたい。 8/15追記: 発表日からは売り込まれて-10%近い価格での値決めは評価できるが、なお板は薄く積極的には買いと言いづらい。 新興市場の軟調なため無理に参加する必要はなさそう。 6月以来の2000円であり、朝の気配次第で打診で参加しても良いが、ここで反発しなければ早めに損切りをしたい。 |