エンチョーの立会外分売分析
銘柄名 | 【8208】 エンチョー |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2017/07/11 (火) |
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予定期間 | 2017/07/19 (水) ~ 2017/07/21 (金) |
実施日 | 2017/07/19 (水) |
分売情報
単元株数 | 1,000 株 | 発表日終値 | 462 円 |
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分売枚数 | 200 枚 | 前日終値 | 449 円 |
申込上限 | 4 枚 | 分売価格 | 441 円 |
PER | 29.00 倍 | 割引率 | -1.78 % |
PBR | 0.96 倍 | 発表日比 | -4.55 % |
株式情報
発行済株数 | 13,714,995 株 | 時価総額 | 6,048 百万円 |
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浮動株数 | 2,742,999 株 | 浮動株総額 | 1,210 百万円 |
分売株数 | 135,000 株 | 分売総額 | 60 百万円 |
前日出来高 | 7,000 株 | 出来高/分売数 | 5.19 % |
対株式数比 | 0.98 % | 浮動株比率 | 20.00 % |
対浮動株比 | 4.92 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに10枚程度と流動性に乏しい。 2012年以来5年ぶりの実施となっており、今回も前回同様に合計で31%程度を共同保有している創業者一族による保有株式の売却ではないかと思われる。 東証2部であればいつでも上場できそうなのにしていないことを考えると、市場変更の意志は低そうな感じがする。 ここ数年の業績は競合などの影響により売上は減少傾向にあり、前期は経費削減で減収増益だが目先は厳しそう。 PER30.1倍、PBR0.66倍の株価水準はやや割高感がある。 年間配当は10円で利回りは2.2%ほど。株主優待は3月に自社買物券12000円分で、換金価値は5,000円前後。 株価は10年単位でも450±100円と非常に狭い範囲での値動きとなっており、直近では460-470円が中心レンジ。 前回の分売時も前日出来高は1桁だったが終始ほぼ同値での値動きとなっており、短期の利益は出るかは微妙な線。 最終気配が買い気配での約定かつ3%ディスカウントならいってもよさそうだが、板が薄すぎて悩ましいところ。 逆に枚数は少ないので売り込まれることもなさそうなので、中長期目的で仕込みたい場合にはよさそう。 7/18追記: 板が薄いこともあってか、分売前に少し売り込まれているのは評価できるが、裁量気配が7円も離れている。 最終気配が買い気配での約定ならともかく、売り気配が基準での渋い割引率でディスカウントの意味がまるでない。 1000株単位ということもあり、リスクとリターンの観点では参加メリットがなさそうなので基本はスルーとするが、逆に短期目的の参加者が皆無なら割れない可能性もある。 テクニカル的には1年前の株価水準であり、一定のまとまった買い需要が当日朝に出てくる場合もありそう。 |