北川精機の立会外分売分析

銘柄名 6327】 北川精機
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。

スケジュール

発表日 2017/06/14 (水)
予定期間 2017/06/21 (水) ~ 2017/06/26 (月)
実施日 2017/06/21 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 531 円
分売枚数 3,200 枚 前日終値 515 円
申込上限 90 枚 分売価格 503 円
PER 19.64 倍 割引率 -2.33 %
PBR 3.15 倍 発表日比 -5.27 %

株式情報

発行済株数 7,449,600 株 時価総額 3,747 百万円
浮動株数 1,728,307 株 浮動株総額 869 百万円
分売株数 295,000 株 分売総額 148 百万円
前日出来高 93,600 株 出来高/分売数 31.73 %
対株式数比 3.96 % 浮動株比率 23.20 %
対浮動株比 17.07 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上と流動性は非常に高い。

先月5月23日に34.5万株の分売を実施したばかりであり、その際は第3位株主の内田雅敏氏による売却であった。

氏は1週間後には49万株の新株予約権を行使している。

広島銀行からの借入金が119百万円あり、この分売で29.5万株を売却すれば概ね返済できそうな資金は確保できそう。

なお東証の立会外分売の規定によると、直前の分売から4週間が経過しないと"売買管理上適当でないと認める場合"に該当するが、6月21日であれば4週間と1日経過しているため一応問題はない。ただしこの短期間の実施は前例がない。

無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER12.9倍、PBR3.31倍の株価水準は市場平均並み。

株価は前回の分売後には一時盛り返したが、現在では分売価格を下回って500円台前半で推移している。

板もそれなりに厚いためこの分売数量であれば問題なく捌けそうだが、利幅はあまり期待出来なさそう。

6/20追記:

やはり短期間での実施とあってかネガティブ視されて株価は発表日から10円程度下落している。

板はそこそこ厚いので、安値目処である500円前後はサポートされそうだが、値幅は取れても数円程度か。

微益は出そうなので一応参加方針でよさそうだが、手間を考えると参加してもしなくてもよさそうな案件。

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