ダイヤモンドダイニングの立会外分売分析
銘柄名 | 【3073】 ダイヤモンドダイニング |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善および流動性向上をはかるため |
スケジュール
発表日 | 2017/06/05 (月) |
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予定期間 | 2017/06/12 (月) ~ 2017/06/16 (金) |
実施日 | 2017/06/16 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,322 円 |
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分売枚数 | 5,800 枚 | 前日終値 | 2,405 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 2,344 円 |
PER | 66.37 倍 | 割引率 | -2.54 % |
PBR | 4.87 倍 | 発表日比 | 0.95 % |
株式情報
発行済株数 | 7,779,900 株 | 時価総額 | 18,236 百万円 |
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浮動株数 | 2,193,932 株 | 浮動株総額 | 5,143 百万円 |
分売株数 | 250,000 株 | 分売総額 | 586 百万円 |
前日出来高 | 166,400 株 | 出来高/分売数 | 66.56 % |
対株式数比 | 3.21 % | 浮動株比率 | 28.20 % |
対浮動株比 | 11.40 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度と流動性はそれなりにある。 2016年10月以来8ヶ月ぶり3回目の分売実施となる。 創業者で社長の松村厚久氏が発行済株式の38%近くを保有しており、引き続き今回も同氏による売却と考えられる。 最近の株価の上昇もあり、単純な売り抜け目的とみられる。 今期業績は売上高2%増、営業利益72%増と増益で着地しているが、来期予想は売上高5%増、営業利益8%減に留まる。 なお6月1日付で持分法適用会社のゼットンを完全子会社化する予定であり、上記予想にはその影響を織り込んでおらず、連結ベースでは業績の上方修正が期待できそう。 PER27.8倍、PBR4.58倍の株価水準はやや割高感がある。 年間配当は期末一括配当15円で利回りは0.6%ほど。 株主優待として2月権利で100株で年間6,000円相当のポイント(食事券)があるため株価の底上げ材料となっている。 株価は1年で2倍近く上昇しており、しばらく1600円近辺で落ち着いていたが最近は会社側のIRに積極的な姿勢もあって半ば材料株化しているような形相を見せている。 最近の株価レンジは2000-2500円で推移している。 出来高はそこそこあるので、需給面では問題なさそうだが、比較的ボラティリティは高いので値動きには注意が必要。 あまり急騰しすぎないようであれば参加したい。 6/15追記: 悪質な値決めで伝説と化している去年の東京個別指導学院のように分売予定期間のうち最終日の値決めとなった。 初日に実施しなかったため、連日一般信用の強制返済買いを受けて株価は急騰していたが、さすがに実施予定期間最終日と見て本日は大幅に売り込まれている。 このパターンは空売りが少ないため損失が見込まれるが、これだけ売り込まれていれば一定の買い需要はありそう。 値幅も取れそうで割引率も悪くないので、朝の気配を見て悪くなければ打診で参加としたい。 |