GMBの立会外分売分析
銘柄名 | 【7214】 GMB |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2017/06/01 (木) |
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予定期間 | 2017/06/08 (木) ~ 2017/06/13 (火) |
実施日 | 2017/06/08 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,280 円 |
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分売枚数 | 1,300 枚 | 前日終値 | 1,167 円 |
申込上限 | 80 枚 | 分売価格 | 1,138 円 |
PER | 36.61 倍 | 割引率 | -2.49 % |
PBR | 0.35 倍 | 発表日比 | -11.09 % |
株式情報
発行済株数 | 5,212,440 株 | 時価総額 | 5,932 百万円 |
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浮動株数 | 1,021,638 株 | 浮動株総額 | 1,163 百万円 |
分売株数 | 260,000 株 | 分売総額 | 296 百万円 |
前日出来高 | 88,600 株 | 出来高/分売数 | 34.08 % |
対株式数比 | 4.99 % | 浮動株比率 | 19.60 % |
対浮動株比 | 25.45 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はあまりない。 前回は2013年5月以来4年ぶりの実施となる。 既に東証1部であり特に分売を実施する理由は見当たらないが、分売数量が発行済株式の5%近いこともあり、筆頭株主で会長の松岡信夫氏からの売却ではないかと考えられる。 今期業績は売上は4%減、営業利益5.1倍増と大幅に業績が改善したが、来期は営業利益18%減と一服の見通し。 しかしPER6.59倍、PBR0.30倍の株価水準はかなり割安。 PBR0.30倍は東証1部でも10位以内であり、自己資本比率29.8%で借入が多いことを踏まえても、評価の余地はある。 年間配当は40円で利回りは3.5%ほど。株主優待はない。 株価は決算や業績予想修正で値動きが激しいが、1200-1500円のレンジで推移しており、直近では通期決算の失望売りで窓を開けて10%下落してからはしばらく軟調な値動き。 信用買い残も徐々に整理されてきて需給は改善しており、直近底値圏の1200円くらいからは反転も期待できそう。 前回も当日中は好調な株価推移だったこともあり、貸借銘柄であることも踏まえて当日までに出来高が増えて空売りが溜まっているようであれば安定した利益が期待できそう。 6/7追記: 分売発表後にはかなり売り込まれており、移動平均乖離率-12%は全市場でも10位以内に入るほどである。 空売りもそれなりに入っており、買い板も厚くなっていることから売り需要は問題なく吸収できそうな感じがする。 あらゆる指標を見ても反発が期待できる水準であり、割安さから短期的だけでなく中期的にも面白そうに思える。 |