テーオーシーの立会外分売分析
銘柄名 | 【8841】 テーオーシー |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2017/05/22 (月) |
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予定期間 | 2017/05/29 (月) ~ 2017/05/31 (水) |
実施日 | 2017/05/29 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,120 円 |
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分売枚数 | 9,900 枚 | 前日終値 | 1,043 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 1,016 円 |
PER | 6.18 倍 | 割引率 | -2.59 % |
PBR | 1.42 倍 | 発表日比 | -9.29 % |
株式情報
発行済株数 | 136,879,352 株 | 時価総額 | 139,069 百万円 |
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浮動株数 | 1,916,311 株 | 浮動株総額 | 1,947 百万円 |
分売株数 | 500,000 株 | 分売総額 | 508 百万円 |
前日出来高 | 491,600 株 | 出来高/分売数 | 98.32 % |
対株式数比 | 0.37 % | 浮動株比率 | 1.40 % |
対浮動株比 | 26.09 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は300枚以上、出来高1000枚以上と非常に流動性は高い。 上位株主は関連会社などでほぼ占められており、浮動株比率は四季報ベースでわずか1.4%程度しかない。 株価はリーマンショック前の高値圏にいるため、単純に大株主による利益確定目的の売却ではないかと思われる。 来期第1四半期に大型の収益不動産の売却に伴って固定資産売却益として特別利益299億円を計上見込みとなっている。 今期業績は売上2%増、営業利益7%増で着地したが、来期予想は前述の不動産売却の影響およびオフィス賃料上昇鈍化などにより売上14%減、営業利益21%減と見込んでいる。 名目上の指標はPER5.19倍、PBR1.52倍となっているが、上記の特別利益を除いた実質PERは30倍前後と割安感はない。 現状の不動産景気で買われているだけで、景気悪化時の影響は真っ先に出そうなので、今から新規投資は推奨しない。 配当は11円で利回り1%ほど。優待は3月権利で500株以上に「アロマバスオイル・細粒コラーゲンまたは健康食品・美容液または「浅草ROXまつり湯」招待券4枚」の設定がある。 株価は4月までの半年ほど900-1000円のレンジだったが、現在は上抜けして1100円台にて取引されている。 時価総額は1500億円以上あり、発行済株式数からすれば分売数量は0.4%弱に過ぎず、まったく問題なく捌けそう。 分売数量も多く配分されやすそうなのでぜひ参加したい。 5/26追記: 分売前日に大きく売り込まれたのにも関わらず、ディスカウント率は渋くなく、素直に初日実施は評価できる。 出来高も2倍近く増え、空売りもそこそこ入っている。 25日線割れの水準は値ごろ感も出て押し目買いが入りやすく、1ヶ月ぶりの株価水準のため一定の買い需要はありそう。 買い目線とはしておくが、株数が多いためシュッピンのような展開も否定出来ないので、売り時には注意したい。 |