LITALICOの立会外分売分析
銘柄名 | 【6187】 LITALICO |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2017/05/19 (金) |
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予定期間 | 2017/05/30 (火) ~ 2017/06/05 (月) |
実施日 | 2017/05/30 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,721 円 |
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分売枚数 | 8,300 枚 | 前日終値 | 1,667 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,633 円 |
PER | 62.56 倍 | 割引率 | -2.04 % |
PBR | 17.37 倍 | 発表日比 | -5.11 % |
株式情報
発行済株数 | 17,385,400 株 | 時価総額 | 28,390 百万円 |
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浮動株数 | 921,426 株 | 浮動株総額 | 1,505 百万円 |
分売株数 | 455,000 株 | 分売総額 | 743 百万円 |
前日出来高 | 395,600 株 | 出来高/分売数 | 86.95 % |
対株式数比 | 2.62 % | 浮動株比率 | 5.30 % |
対浮動株比 | 49.38 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は500枚程度、出来高は1000枚以上と流動性は高い。 2016年12月以来の半年ぶり2回目の分売実施となる。 2017年3月にマザーズから東証1部に昇格している。 昇格直後のこの時期の分売という点からすると、分売で株主数基準を満たして1部昇格をしたが、2017年3月末時点での実際の株主数が降格基準に近いか達している可能性もある。 ただ株数が多いので、換金売りの可能性も否定できない。 毎年きれいな増益傾向で、今期業績は概ね予想通りに着地し売上・営業利益ともに2割近い増収増益で、来期予想についてもほぼ同様の成長性は維持する予想になっている。 成長性を優先しているためか現在のところは配当・株主優待ともに設定はないため、株主還元には乏しい。 株価水準はPER55.6倍、PBR16.3倍とかなり割高。 株価は前回の分売時よりはやや上にブレイクをして現在では1500-1800円のレンジにて取引されている。 東証1部昇格がなど材料出尽くしとなった今では、東証1部でこの業績からしても現在の株価は買われすぎている そのためか最近では空売りが溜まっており、信用残が売り長になってからは逆日歩もそこそこ付き始めてきている。 貸借銘柄ではあるが、逆日歩がついていると空売りが相対的に入りにくいため、買い戻し需要はそこまで期待できない。 先日のシュッピンの軟調さを踏まえると、こちらも同様の分売数量かつ割高な分は需給面で厳しそうな感じがする。 5/29追記: 出来高は2倍近く増えて空売りも相当入っているが、本日のテーオーシーでさえ一時分売価格割れの状況だったことを踏まえると、こちらも株数が若干少ないとはいえ厳しそう。 3%ディスカウントならありだったかもしれないが、割引率も2%では7億円規模の分売を支えきれるか微妙な線。 朝の気配次第では参加を検討しても良いが、どちらにしてもあまり利益は出ないような感じがする。 |