シュッピンの立会外分売分析

銘柄名 3179】 シュッピン
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の流動性向上と、株主数の増加を図るため。

スケジュール

発表日 2017/05/16 (火)
予定期間 2017/05/23 (火) ~ 2017/05/29 (月)
実施日 2017/05/23 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,909 円
分売枚数 6,500 枚 前日終値 1,804 円
申込上限 5 枚 分売価格 1,759 円
PER 79.16 倍 割引率 -2.49 %
PBR 6.03 倍 発表日比 -7.86 %

株式情報

発行済株数 11,970,400 株 時価総額 21,056 百万円
浮動株数 1,125,218 株 浮動株総額 1,979 百万円
分売株数 598,000 株 分売総額 1,052 百万円
前日出来高 150,200 株 出来高/分売数 25.12 %
対株式数比 5.00 % 浮動株比率 9.40 %
対浮動株比 53.15 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は300枚程度、出来高は1000枚前後と流動性は高い。

会長・創業者で筆頭株主の鈴木慶氏または氏の100%出資会社の共同保有している持分の売却の可能性が高い。

発行済株式の5%で分売総額10億円超えの案件であり、年に数回あるかレベルの大型案件で配分はされやすそう。

今期業績は売上10%増、営業利益32%増の増収増益で着地。

来期についても売上13%増、営業利益28%増と引き続き好調な成長性は維持される見通しとなっている。

年間配当は18円で利回りは1%程度。株主優待として3月に5,000円割引券の設定があり、換金価値の利回りは2%程度。

PER22.2倍、PBR6.21倍の株価水準は少し割高感がある。

株価は昨年8月頃の1000円割れから徐々に下値を切り上げてきており、数日前には一時2000円台に乗せるなど上場来高値にも迫る勢いで直近は堅調に取引されている。

1ヶ月前の安値からは3割以上も上昇しており、目先はいくらか調整売りされてもおかしくないようにも思える。

貸借銘柄であるため短期的な需給に関してはあまり心配していないが、浮動株が大幅に増えるため目先は上値が重くなる可能性もあり、利確タイミングには気をつけたい。

5/22追記:

分売日前には100円以上売り込まれており、1800円以下の板の厚さからすると買い需要は十分にありそう。

空売りも溜まってきており安定した利益は出そうだが、先日のセックのように当日中は上値が重い展開も予想される。

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