MS-Japanの立会外分売分析

銘柄名 6539】 MS-Japan
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の流動性向上及び株式分布状況の改善を図るため

スケジュール

発表日 2017/05/10 (水)
予定期間 2017/05/25 (木) ~ 2017/05/29 (月)
実施日 2017/05/25 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,670 円
分売枚数 4,900 枚 前日終値 3,165 円
申込上限 10 枚 分売価格 3,101 円
PER 41.45 倍 割引率 -2.02 %
PBR 7.45 倍 発表日比 -15.50 %

株式情報

発行済株数 6,203,500 株 時価総額 19,237 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 620 百万円
前日出来高 148,100 株 出来高/分売数 74.05 %
対株式数比 3.22 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに500枚以上はあって流動性はある。

2016年12月に東証マザーズに上場している。

詳細は3月の有報が出ないと評価しづらいが、しばらくの間は本則市場への市場変更の面はあまり考えられない。

社長とその資産管理会社で70%ほどの株式を保有しており、自社株も多いため流通株式比率は22%程度しかない。

東証2部の昇格条件でさえも、この分売後さらに30万株程度は分売や公募・売出をしないと基準は満たない模様。

業績面ではここ数年は売上高・営業利益ともに20%近い増収増益で成長性は高いが、来期予想は先行費用の広告宣伝費増加などによって営業利益は2%増と小幅増益に留まる予想。

年間配当は35円で利回りは1.1%。株主優待はない。

PER24.4倍、PBR3.58倍の株価はやや割高感がある。

株価は上場後は3000-4000円のレンジで安定しており、マザーズ銘柄の割に比較的ボラティリティは低そう。

流動性はあるが、新興の値嵩株でなおかつ7億円規模の分売はディスカウント率3%でも上値が重そう。

損失が出るリスクもあるので打診程度で参加を検討か。

5/24追記:

発表日からしばらく下落し、-15%の水準での値決めとなっているため一定の買い需要はありそう。

買い板はかなり厚くなっているが、割引率2%ではあまり値幅が取れないため若干の利益は出そうだが微妙そう。

値嵩株は売りが出やすいという点も考慮するとややリスクがあり、最終判断は明日朝の気配次第での参加を検討したい。

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